打てない守れない、そりゃ勝てない

昨季に山本に封じられたのに続いて、二年連続でノーノーを食らいました。
一昨年に西武がシーズンに二度の屈辱がありましたがそれに近いものがあって、何点取られても1本もヒットを打てなくても負けは負け、ただの一敗でしかないとは言っても東京ドームでのあれとマツダでのこれと両方を現地で見る羽目となったロッテファンがいたら暴れても許します。
自分も記事に沿った写真を撮るためしてやられた感がある吉井監督かもしれませんが九回にこの笑みは何を意味するのか、楽しくて笑っているわけでないのは分かりますししかし自嘲って風でもない、どうあれ後方のおじいさんの表情の方がその場に似つかわしいようにも思えます。

惜しい打球も無し

今日はビジターで中継は見ていませんが両チームの全打席のダイジェストがYouTubeにアップされていて、これって違反にも思えるのですがこの大事件にあるだろうと探してみてやっぱりあって、大瀬良のノーヒットノーランをきっちりとチェックさせてもらいました。
まあ完璧ですな、5四球はあれど戸郷のときはあれがエラーかと阪神ファンが嘆いたような際どい打球も無く、そもそも芯を食った打球すらあったっけというレベルで、強いて挙げればシフトにはまったポランコのセカンドゴロが定位置であればといったぐらいです。
防御率どおりのピッチングをされてしまえば一丁上がり、完全にお手上げ、もうどうにもなりません。
試合後のコメントも情けない、佐藤がギリ及第点で強がりでも打ち損じだだけみたいに言えないものなのか、それを言うと見苦しい言い訳とされたりしますし相手を讃えるのが模範解答ではあっても白旗ヒラヒラ、記録でも気持ちでも大瀬良にピシャリと抑えられてしまいました。
そして福浦ヘッドの「あそこの変化球を狙いにいけなかったのか」は「狙わせたが上手くやられた」ならまだしも、その変化球を狙うように指示しての結果であればまた違った表現になりそうな、前後の文脈がカットされているのかもしれませんがこれだけではヘッドとしての仕事を全うした上で、とは受け取れません。

神様は許してくれる?

守りでも醜態をさらした4失策です。
先日に自分的にはそこまでかよってプレーに油断みたいな守備、神様は許してくれないと指摘した吉井監督が今日は「エラーは出るのは出るので、そこは別に」ってまさかあの御方が2つも絡んだからじゃないよね、必要以上に指弾して欲しいわけではありませんが違和感はあります。
土のグラウンドや芝の切れ目で不規則なバウンドをしたのがあったにしても不甲斐ない、トンネルは論外、止めるでなく捕ろうとする限界でしょう。

慎重になりすぎたかな

その4失策が失点に繋がらなかったのも吉井監督のコメントがああなった理由かもしれませんが、しかし確実に美馬の球数を増やして精神を削りました。
あれが無ければ球数が4回で88球になることもなく最低限の五回を任されたのではないかと、ただ逆に初回は捉えられた打球が多かったのもあり調子がよかったかと問われれば微妙、無駄な走者を背負わされたのは気の毒でしたが3四球など慎重になりすぎたようにも思えます。
中村稔の2失点はフェンスに当たった位置からしてポランコでなくてもよほど上手くないと捕れなかったでしょう、それよりも四球、肝に銘じてください。
打ち取ったシーンはいずれもクイックだった東妻はそれ以外はどうだったんだろう、代わりに落ちた岩下の状態とともに気になります。

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◆6月7日(金) 広島−千葉ロッテ1回戦(広島1勝、18時、マツダ、31,378人)
▽勝 大瀬良 9試合3勝
▽敗 美馬 3試合2敗

▽バッテリー
千葉ロッテ 美馬、横山、中村稔、東妻—佐藤
広島 大瀬良—會澤

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