ボビー旋風

ボビー旋風    
ベースボール・マガジン社

Amazonで買い物をしようとしたらオススメにこんなものが表示されて、月初に発売されていたことを今さらに知りました。
ちょっと前に買い物をしたときには表示されていなかったような、取り扱いがここ数日で始まったのか、見落としただけなのか、まずはポチッと注文です。
なぜにここにきてのボビー旋風なのかは分かりませんがどうやらベースボールマガジンは各球団をそれぞれのテーマで特集をしているようで、そう言えば昨秋にもオリオンズの歴史が取り上げられていましたから今回はその球団史に大きな足跡を残したバレンタイン政権が選ばれたのでしょう。
死ぬまでもう日本一になることは無いだろうと諦めていたところでの2005年の優勝をもたらしてくれたバレンタイン監督には感謝をしていますし、しかし一方で全権監督の弊害もあり外国人選手の獲得や投手偏重ドラフト、小坂の金銭での放出など負の側面も少なくはなかった激動の時代でした。
内容紹介を見てみれば必ずしも光の部分だけを礼賛しているわけでもなく影についても取り上げているようなので、楽しみに到着を待ちたいと思います。

こちらはパス

もう下剋上とは言わせない
日本文芸社

こちらは買おうか買うまいか迷っているうちに各方面からその内容が聞こえてきて、買う気が失せてしまった井口語録です。
井口監督が何を考えているかを知るには読まねばとは思いつつも、見たままのことを確信的に語っているだけらしくお値段もそれなりというのもあります。
どうもこの井口監督がバレンタイン監督に被ってしまうのはお山の大将な存在感と球団としてもアンタッチャブルな権力を握ってチームを私物化しているように思えてならないことで、光り輝くものはもちろんありますがもたらされる影の暗さがどうなるのか、バレンタイン後遺症には10年近くを苦しみました。
そういう意味では井口監督の本質を議論するのはそこまでも含めての、退任をしてから10年後ぐらいが妥当なのかもしれません。

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