蹴散らされる

リーグ優勝のためには1つも負けられない直接対決、負けられないどころか1つも勝てませんでした。
ソフトバンクも醜態をさらしてオリックスの一強が際立ってしまい、このオフには中嶋監督論がもてはやされるのでしょう。
優勝が決まったときに他球団の監督の敗戦の弁が記事になりますがこの段階で「チーム力の差を感じました」とは吉井監督、ならば来季に向けてスタートです。

遅いけど

そういう意味では遅くはあれどブロッソーの抹消、試合後に吉井監督がようやく明らかにしました。
前日の欠場で注目した今日のスタメンに名を連ねて絶望しましたがラストチャンスだったのか、不甲斐ない空振りに痛恨のトンネルと高い代償でしたが中途半端にヒットを打って延命となるよりはよし、浦和ではセカンドを守らせたいですしそうでなければ来季は要りません。
せっかく活き活きとしていた安田がまた沈んでしまいその安田に何かあっても茶谷、池田がいて、サードしか守らない助っ人の優先度は限りなく低いです。
さてセカンドはどうしよう、中村奨の欠場に情報はありませんが茶谷ではなく小川だったのは東が左打者を不得手にしているのがあるにしてもここまでの小川の扱いを考えればしっくりこなかったりもして、小川は小川で捉えたり粘ったりと内容のある打席ではありました。
もうこうなると個人成績にしか興味が無くなりつつあり落合以来の37年ぶりとなる本塁打王に1差と迫るポランコは豪快に叩き込んで、しかしまたしてもソロなのが哀しい、そもそも相手を上回るヒットを打っても勝てないのに下回れば勝てるはずもありません。

森はここぞで

来季を見据えてとは小島で勝負せずに森だったことからしてそうなのでしょう、厳しめのジャッジはあれど4回6安打4失点で4連敗です。
それほど悪くないボールを投げていたように見えてしかし先頭打者への四球と失投を見逃してもらえなかった、同じ内容でも対するのがロッテ打線だったらどうだろう、なんて思ったりもして、そして例えば美馬であれば四回で代えられることは無かったに違いなく積み上げてきた信頼度の差です。
チームとしては中川に打たれすぎでそれ以上に頓宮に打たれるお得意様で、給料の半分ぐらいはロッテに貢いでもらっているといった感じでしょう。
ブロッソーのバウンドが変わったにしてもお粗末なプレーがありはしても2失点の鈴木は「武器は何だ」の課題がそのままに、ストレートは数字が出ていて明らかに外れるボールがあったわけでもなく、3年目のドラ1で限りなく可能性は低いでしょうが環境、指導者を変えた方が本人にとってはよいかもしれません。

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千葉ロッテ 1 0 0 0 0 1 0 0 0 2 5 1
オリックス 1 0 2 0 0 0 0 2 X 5 9 0

◆8月27日(日) オリックス−千葉ロッテ18回戦(オリックス10勝6敗2分、13時2分、京セラドーム大阪、35,598人)
▽勝 東 6試合3勝
▽S 平野佳 35試合3勝1敗23S
▽敗 森 6試合1勝4敗
▽本塁打 ポランコ20号(東)

▽バッテリー
千葉ロッテ 森、岩下、鈴木—佐藤都
オリックス 東、比嘉、小木田、山田、平野佳—若月

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