18 二木康太 投手 29歳 年俸3500万円
【2024年成績】】 E 19試合 4勝2敗0S 防御率3.62 49回2/3 46被安打 4被本塁打 6与四球 0与死球 35奪三振
二年続けて一軍での登板がありませんでした。
これが手術明けであれば仕方ありませんが昨春に故障があったぐらいで今季はそういった話は伝え聞こえてこず、もっともこの手の話題は厚いカーテンの広報だけに登板数、イニング数ともやはりほぼ二軍漬けだった美馬に比べてかなり少ないため闇離脱があったのかもしれません。
どうあれ三年もこういった状況が続けば終わったも同然、来季は進退をかけたシーズンとなります。
ピリッとせず
鎌ケ谷での二木はかつてエースを狙っていたころの片鱗もありませんでした。
悪いわけではない、でもさすがと言えるようなピッチングでもない、二軍が相手であれば上から目線でねじ伏せるような二木でなければならないはずです。
与四球、奪三振を見れば力量の差を見せていると言えなくもないですがイニング数に近しい被安打と被弾数からしてテクニックと経験値で凌いでいるだけで当てられてしまうとどうにもならない、逆に力負けとなっているような、それが実績重視の吉井監督ながら美馬とともにお呼びがかからなかった理由かもしれません。
環境を変えた方が･･･
二木と言えばつきまとうのはストレート、ずっと球速を意識しながら数年前にそれを諦めて質に逃げた感があります。
しかしそれも程度問題で二軍でストレートを打たれているようではどうにもならず、ストレートあってこその変化球、ボールの出し入れで、現状の二木のそれだと復活が無理っぽく思えてしまい、それでもそれなりの二軍成績のうちに何とかしてあげたくもなります。
手を抜いているわけでないのは方向性を間違っていると思えなくもないですがウエイトで隆々となった筋肉を見れば分かる、だからこそ他球団が興味を失う前に、トレードなり現役ドラフトなり、環境を変えることでもしかしたらの可能性に賭けるがよいように思えてなりません。
よい話があれば
【オリオン村査定】 3500万円 → 2625万円 （▼25%）
他球団が手を挙げやすいように、の意味合いも込めて、そうでなくても限度額いっぱいのダウンとしました。
あまりロッテでは無いことですがこのままだと背番号を剥奪されてしまうかもしれず、もちろん高卒投手台頭の先駆けだった二木がロッテで再びの輝きを見せてくれるのが理想ですが吉井政権が続くうちはそれも難しそう、よい話があることを願っています。
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