121 土肥星也 投手 29歳 年俸750万円
【2024年成績】 E 12試合 1勝3敗0S 防御率5.27 13回2/3 20被安打 2被本塁打 10与四球 0与死球 14奪三振
さすがに育成枠での三年目はありませんでした。
昨季は30試合以上に投げて防御率2点台と辛うじて元支配下の意地、貫禄を見せましたが、今季はそれも無いとなればどうにもなりません。
その防御率が物語るように結果が伴わないことで出番を失ったか、そもそも構想に入っていなかったか、それとも空きの少なさと石川歩、菅野ら約束された存在にモチベーションが切れてしまったか、どうあれトライアウトに参加することもなく30台を目前に土肥の夢は潰えました。
投げたけど投げてない
ルーキーイヤーに推しメンとするなどずっと期待していただけに、残念です。
二年目にプロ初勝利でさあ！というところで翌年の手術、そして目論見よりはるかに遅れた復帰で全てが壊れてしまいました。
復帰後に佐々木の登板回避で棚ぼたの先発をするも2回6安打3失点でこれが最後の先発かつ黒星となって、最後の白星は1回2安打1四球ながらも無失点で切り抜けたもので手術から復帰して以降の一軍はこの2試合のみ、かなり濃密な62球は本人の記憶にも強く残っているでしょう。
こうなってしまうと投げられるようにはなったけど投げたことにはならない、三桁から抜け出せなかったのはそういうことです。
これ限りとして欲しい
推したのはその伸びやかなストレートでしたが、あっと言う間に失われてしまいました。
コントロールに難があったことで改善するためだったのか意識の問題か腕を振れなくなって、140キロ台前半がやっとが哀しすぎます。
今春には「肘を下げることによって体が回るようになったので、それで球速も上がってきたのかなと思います」 と手応えを口にして140キロ台後半が出るようになっていたらしいですが、しかし鎌ケ谷では140キロそこそこで肘を下げているのにも気付かないいつもの土肥でした。
ここのところは無くなりましたが土肥がそう、成田もそう、プロに入ったら球速が落ちるというロッテな改造はこれ限りとしてもらいたいです。
音沙汰無し
【オリオン村査定】 750万円 → 戦力外通告 ※10/6に戦力外通告
戦力外通告は仕方ないでしょう、上がれる目が無いなら現役続行は本人のためにもなりません。
トライアウトに不参加で何らかの形で球団に残るかと思っていましたがここまで音沙汰は無く、元二桁ながらも育成枠だからか、しかし習わしに反して村山のアナリスト転身があってどうしたんだろう、声掛けを断った可能性もありますがどうあれ第二の人生を頑張ってください。
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