2023年通信簿 54 澤村拓一

54 澤村拓一 投手 35歳 年俸2億円

【2023年成績】 34試合 4勝3敗3S 防御率4.91 33回 33被安打 6被本塁打 18与四球 1与死球 24奪三振 被打率.270

ふわっとした不安だった「美しい思い出は思い出のままに残して置いた方がよい」が、結果的には哀しくも的中してしまいました。
吉井監督の「守護神は決めない」はあるいは益田と澤村の併用を想定していたのかもしれませんが、GWあたりまでは2点台だった防御率は交流戦を終わるころには5点台に、そこからは平行移動のままにほぼ5点台の防御率はリードしている展開では怖くて使えません。
それでもブルペンデーではありましたが大一番での先発、CSFinalを逃しかけた炎上は同点の場面となればベンチはその経験に賭けた、そんな今季の澤村でした。

悪いときは悪い

2020年ほどの無双は無いだろうとは思っていましたが、ここまで打たれたのは期待ハズレでした。
もっとも失点は9試合とそこまで投げれば打たれるだったわけではなく、裏を返せばうち5試合が複数失点と悪いなりにまとめられませんでした。
これがタイムリーであれば見切るタイミングも掴めますが被弾によるものが多く、ほぼストレートにスプリット、たまにスライダーの配球では目先を変えるのが難しいってのもありそう、ストレートもそうですが落ちないフォーク、スプリットはよく飛ぶと言われます。
ストレートは余裕で150キロ台でしたしスプリットも投げミスを除けばきっちりと落ちていて、それでいて打たれるのですからしんどい、あのまま残留していたら翌年は慣れられてってのがあったにしても3年ぶりの復帰でここまでとなると目に見えない衰えのようなものもあるのでしょう。
数字だけを見ればまだメジャーでやれそうだったものが声がかからなかった、つまりはそういうことです。
髭面に長髪を束ねてワイルドな澤村はしかし古巣に2被弾で逆転負けをした翌日にバッサリとスポーツ刈りは金髪が白髪にも見えておっさんくさくなりましたが、しかし験を担いでもピッチングは変わらず、来季は36歳で進退をかけたシーズンになります。

腕組みポーズを

8月には可逆性脳血管攣縮症候群で入院、月末まで高強度の運動が禁止されるなど体調面での不安もありました。
こればっかりは鍛えてどうなるものではないため安静にするしかなく、幸いにも再発は数%程度らしく体調万全な来季であることを願います。
オフに入ってすぐに坂本を引き連れてハワイかな、さっそく来季に向けてのスタートを切り、戦力としてだけではなくこういったチームに与える好影響も球団として求めていたのだと思われそれに応えて、心身ともに引っ張っていく存在としてあり続けてもらいたいです。
背番号も11に変更となり、ロッテの54は重い番号で似合ってもいたので残念ではあって、しかし気持ち新たにといったところでしょう。
グッズにもなった腕組みポーズは最後をフライで締めくらなければならないため機会は少なく、あの一回だけだったかもしれません。
それではあまりに寂しい、もっと話題になるよう数多くの腕組みを見られる来季とするべく頑張ってください。

2025年のためにも

【オリオン村査定】 2億円 → 2億円 (±0%) ※2年契約2年目

益田と同じく複数年契約でなければ15%ダウンが素の査定、おそらく来季は2年契約の2年目です。
今季みたいであれば年俸に見合わず、益田と中村奨と並ぶチーム最高年俸にも相応しくない、年俸分の働きを見せれば2025年が見えてきます。
2025年常勝軍団、なるものが存在するかはさておき、その一員となるには来季の輝きが必須なのは言うまでもありません。

2020年通信簿

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