46 岩下大輝 投手 27歳 年俸4200万円
【2023年成績】 27試合 1勝0敗0S 防御率2.93 30回2/3 25被安打 2被本塁打 14与四球 1与死球 28奪三振 被打率.223
春先に調子が上がらないのはいつものことですが今春もそう、練習試合から登板するも4試合13回で15失点の大荒れでした。
昨季は右肘手術からの復帰をリリーフで防御率1点台と素晴らしさを見せるも投手という生き物の本能なのか宿痾なのか、それともまさかの減俸にやはり先発でないとと意固地になったのか、吉井監督に直訴して先発で調整することになった結果のこれではどうにもなりません。
当然に開幕一軍を外れて開幕ローテを外れて、希望する先発はブルペンデーの1試合だけで今季もリリーフとしての岩下でした。
そして2点台の防御率に2割台前半の被打率と昨季ほどではないにしても実力を示して、ダメなときはダメでしたが、しかし病魔が襲いかかります。
10月に胸椎黄色靱帯骨化切除術で吉井監督いわく来春のキャンプには間に合うとのことですが南もそうでしたし完全復活できたケースがこれまでに無い大病だけに、しかしまだ若い、その先例となれるよう時期を定めず完治を優先に来季を戦ってもらいたいです。
ぶくぶく
昨季からその傾向が強くなりましたが同期同い年の小野と同じく太りやすい体質なのか、その小野は福々しい感じの太り方ですが岩下がむくんだ感じに見えるのは気のせいか、4月に鎌ケ谷で見たときにはピッチングが頭に入ってこないぐらいでした。
一軍に戻ってきたときはややシャープになっていましたがどうだろう、体が大きくなることは一概に悪くありませんが引っ掛かりはします。
さておきストレートに威力はありますしはまったときの迫力はさすが、リリーフだと力の入れようが変わってくるのかさらに力感がアップしての荒れ球チックは元々が与四球の少ないタイプではありませんが今季はさらに荒れ気味で、悪いときに修正できなかった理由の一つでしょう。
裏返しで奪三振も増えているためなかなかに難しい、失点した試合は6試合しかありませんがうち半分が複数失点です。
半数を超えるストレートは140キロ台後半からたまに150キロ台と衰えず、フォークの落ちもいい、明確な武器があることで先発推しではあれリリーフでも輝けそうに思いますが肘も含めた体調と相談しつつ、本人の意向と兼ね合わせて最適解を導いてもらいたくあります。
まず復帰を
状況が状況だけにまず復帰が大前提で、昨オフとは一転して「チームに求められる場面で頑張ります。どこでも全部投げられるのが自分の持ち味。それを極めていきたい」とは今オフの契約更改でのコメント、それがよいでしょう、そしてまず短いイニングから始まるはずです。
先発としての岩下も魅力がありますが極められればポスト益田だって狙える、そのためにも元気な岩下を取り戻すことが第一です。
繰り返さず
【オリオン村査定】 4200万円 → 4200万円 (±0%)
昨オフは出場給を減らされてのダウン査定だったのでしょうが、それを繰り返さずの現状維持には同意します。
そもそも減俸が理解できずああいった不可解な査定が井上を狂わせて、岩下を狂わせかけて、マジで何とかしてもらいたいです。
また要らぬ焦りとならぬよう、復帰計画について査定も含めた話し合いがされたと願いましょう。
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