61 山本大斗 外野手 20歳 年俸230万円 → 420万円
【2022年成績】 2試合 2打数 0得点 0安打 打率.000 0二塁打 0三塁打 0本塁打 0打点 0盗塁 0四死球 2三振 得点圏打率.000
シーズン中に山本大がヤクルトに移籍したため山本斗改め山本は開幕前に支配下選手登録候補の筆頭として期待されながらも期限ぎりぎりの7月末に念願の二桁の背番号をもらって、これまた閉幕ぎりぎりの一軍デビューで本当の意味でのプロ野球選手としての一歩を踏み出しました。
本人もおそらくは開幕までの昇格を目指していたでしょうし持ち前のパワーをさらに発揮するためか5キロの増量をするなどして、しかしそれが空回りしたのか箇所を承知していませんがどこぞを痛めて3月に姿を消して復帰は4月の後半になったことでの出遅れだったのでしょう。
それでもそこから着実に数字を積み上げてフレッシュオールスターにも出場してそして背番号61をゲットして、山本の伝説はここに幕を上げました。
プロスペクト
その一軍デビューは2打席2三振と散々な結果でしたが、しかし6つのストライクのうちの5つは振りにいってのものですから平野佳、大関の球威、キレに縮こまることなく飛んだところがよかった的なプロ初ヒットよりは意味があったと、このあたりは若手に対する甘めの見方をしたくもなります。
魅力はやはりその長打力でチーム内のライバルである西川には率で劣るもリーグ3位の12発は夢広がりますし、山口をして「俺より飛ばす」とその飛距離は折り紙付きで本人も「山口さんとタイプが似ている」とその意識は西川を通り過ぎて先を見ているような逞しさです。
山本には山口、西川には無いセンターを守るだけの守備力というアドバンテージがあり、盗塁をバンバンできるほどではないにしても脚力が足を引っ張ることもなく、さらにはビッグボスが誉め称えた強肩でもありそんなスペック的にも残した数字的にも野手では一番のプロスペクトでしょう。
ダイナマイト
当然に吉井監督も注目をしてフェニックスリーグで「ダイナマイト山本」はいかにも昭和世代チックな命名ですが、来季の抜擢を示唆しています。
それに応えるかのように宮崎で4発を放ってなかなか二人目の助っ人が決まりませんがもしかしてライトを山本のために空けているのかと思ってしまうほどに、藤原や和田はもちろんのこと同じ右打者の岡もうかうかしていられないでしょう、それだけの圧が山本には感じられます。
とにかく来春はダイナマイトで自爆することなく万全の体調でのアピールで開幕一軍をゲットしてベンチの置物ではなく戦力としてZOZOマリンで躍動して欲しい、山口に追い付け追い越せ、一足飛びには無理でもその可能性を魅せる来季となるようロッテファンをうきうきさせるシーズンとしてください。
【オリオン村査定】 420万円 → 420万円 (±0%)