124 山本大斗 外野手 19歳 年俸230万円
【2021年成績】 E 93試合 170打数 23得点 38安打 打率.224 9二塁打 0三塁打 5本塁打 32打点 1盗塁 22四死球 36三振
いつの間にやら期待の超新星のような扱いをされている山本斗です。
それも育成枠選手ながら秋季練習、春季キャンプと一軍扱いをされているからでしょう、フェニックスリーグで5発を叩き込んだ伸び盛りでもあります。
このまま練習試合、オープン戦で結果を残せれば開幕前の支配下選手登録は夢ではなく、現時点でそこに一番に近いのは山本斗で間違いありません。
西川、山口とバチバチ
そんな山本斗の魅力はやはり長打でホームラン王を目指すとは本人も分かっているようで、今後が楽しみすぎます。
教育リーグで一軍レベルの加藤に振り負けずににしっかりと捉えていましたから面白いと思っていたら開幕戦の初打席初球アーチという一軍でも2014年の西浦のみの一度だけという快挙をやってのけるところなどはロッテらしからぬ大物ぶりです。
その後は同期同い年の西川と交互にスタメンで起用されて中盤戦以降は並んでのクリーンアップもあり、シーズン中は数字では上回っていても四番は西川、しかしオフに入ってからは山本斗だけが引っ張り上げられて、今後のこの両選手のバチバチから目が離せません。
180センチですのでそれほど大柄ではなく公称90キロほどには見た目ががっしりしているわけでもなく、しかし捉えたときの打った瞬間にそれと分かる伸びのある打球は和製大砲への片鱗は山口に似ているとは本人の言葉だったかコーチの見立てだったか、自主トレでの二人のロングティー合戦は圧巻でした。
ボールへのがっつきぶりもいいですしチーム最多の6死球がそれを物語っていて、そして西川、山口へのアドバンテージは守れること、鎌ケ谷ではおっ、と言うほどの動きは見ていませんがセンターを守って肩も強いらしく、外野手としての守備率は惜しくも毛の下の糸の差でリーグ2位ですから立派です。
よって打席数が西川より少ないのに試合数が多いのは守備固めでの起用があったから、脚力は1盗塁で5盗塁死ですのまだまだですが鈍足ではありません。
順調に伸びてくれれば5ツールプレイヤーに、は買い被りかもしれませんが面構えもいい、得津や堀、横田、田村が背負って出世番号でもある45が目標です。
【オリオン村査定】 230万円 → 230万円 (±0%)