2022年通信簿 57 小川龍成

57 小川龍成 内野手 24歳 年俸1000万円

【2022年成績】 68試合 55打数 15得点 6安打 打率.109 1二塁打 0三塁打 1本塁打 4打点 4盗塁 13四死球 18三振 得点圏打率.000

出場数を大きく増やしてプロ初ヒット、初本塁打、初打点と躍進のシーズンと言えなくもないですが、一方で友杉を筆頭にショートを4人も指名したドラフトは小川に手応えを感じていればそうはならなかったと思われ、小川としては微妙な立ち位置にも見える2年目のオフです。
ショートのレギュラー候補として名が挙がるのは茶谷、藤岡、友杉で小川の名前はなかなか聞かれず、それ以前に一軍に定着できるかすら微妙かもしれません。
何をどうアピールして勝ち取っていくか、まず守りなのでしょうがもうひとつ目立てなかった盗塁を増やしていくことにも貪欲でありたいです。

打てない・・・

ルーキーイヤーほどに練習試合から出番をもらえず僅か9試合11打席2安打の開幕一軍がそもそも不思議でしたが、スタメンでの起用もそこそこありましたし夏場以降は試合の途中からであれ聖域のセカンドに進出しましたので井口政権下ではチルドレンの一角で目をかけられていたのでしょう。
しかし本人も「もっと打てていれば」と悔やんだように率が上がらずさすがに期待の若手であっても1割台、ときには0割台でのスタメンにはげんなりでした。
プレシーズンでも2四球を選び押し出し四球が2つあるなど率に比して出塁率は高いのですがそれでいて早いカウントで淡泊なバッティングを見せることもあり、二軍でも.171でしかなくプロ入り直前のシーズンに1割台だったことからして大覚醒でもしない限りは2割台前半がポテンシャルの上限にも思えます。

友杉とガチンコ

捕手と同じくまず守りのショートではありますが売りの守りはどうなんだろう、昨季も傑出するほど上手いとは思いませんでしたし今季は横の動きが広がって再三再四の好プレーを見せることはあれど大事なところでのポロリが敗因になったりと球際の弱さがままありました。
派手なダイビングキャッチなどが多いわけではなくも絶賛された小坂のように上手く見せないのが巧い、そんなプロ目線では評価されているのかもしれませんがしかしそれであればやはり上背も守りと足という評価ポイントも秋のリーグ戦で1割台だった打撃も右左の裏返しのような友杉の獲得が解せません。
おそらくは二人ともが一軍とは考えにくく編成としてもあってはならないと思いますので友杉をどう蹴散らすか、開幕までの至上命令です。

2021年通信簿

【オリオン村査定】 1000万円 → 1300万円 (△30%)

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