2022年通信簿 130 サンディ・サントス

130 サンディ・サントス 外野手 28歳 年俸4万3000ドル

【2022年成績】 E 42試合 81打数 8得点 17安打 打率.210 3二塁打 2三塁打 0本塁打 5打点 0盗塁 9四死球 30三振

昨春には大穴として密かに期待していたサントスでしたが開幕とともに姿を消して打つ打たない以前の問題、育成枠ではあれプレーできない選手の契約延長には驚きましたが今季はやれるとの手応えでもあったのか、そうして迎えた今季は支配下の助っ人がのんびりとしている中で1月半ばの来日とやる気は見せましたがしかしあっさりとまた姿を消してようやくの今季の初実戦は5月中旬までずれ込んでしまいました。
その後はちょこちょこ試合に出ましたがこの数字ではどうにもならず、そもそもがBC富山との関係で1年では切るに切れなかったのではないかと邪推しています。
しかしさすがに2年目もこれではどうにもならずこれが20代半ばならまだしも、30代に手がかかるともなれば当然の帰結です。

柔軟性に欠く

何より期待したのは長打力ですがまさかのノーアーチ、当てが外れました。
これは放り込むだけのパワーが無かったというよりはそもそもバットに当たらない、芯を捉えられなかったのが理由でしょう。
盗塁ができる脚力ではないにしても走り出したらカモシカのようなスピード感あふれる身体能力の高さは見せましたがしかし動きが直線的で、スイングがまさにそれ、とにかく変化球にタイミングが合わずそれを意識すればストレートに差し込まれて、BCとは違いすぎるレベルの差を見せてもらったという感じです。
守りでも主にレフトでしたがやはり打球に対して追い方が直線的でクッションボールの処理ももたもたと、肩が強かったのが光ったぐらいでした。

二度あることは

BCでは11発、.396という圧倒的な数字だっただけに興味がある独立リーグもあるかもしれませんが、しかし故障がちとなれば難しくはあります。
ロッテとしてもペラルタとともに助っ人野手の育成枠の失敗に臆病になりそうな、ペラルタとは違ってサントスには育成ではなく支配下の予備軍的な位置付けだったのだとは思いますがこうまで裏切られるとしんどい、そして二度あることはサントスでその名前にも躊躇しそうな体たらくでした。

2021年通信簿

【オリオン村査定】 4万3000ドル → 戦力外通告 ※10/7に戦力外通告

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