2021年通信簿 25 岡大海

25 岡大海 外野手 30歳 年俸2200万円

【2021年成績】 110試合 161打数 31得点 39安打 打率.242 6二塁打 0三塁打 6本塁打 18打点 11盗塁 19四死球 44三振 得点圏打率.159

今季に向けて「芯を決めてやっていきたい」とぶち上げた岡の言う芯が何を意味するかは分からないままでしたが、派手な活躍が目立った一年でした。
ほぼチーム打率は岡としては頑張りましたがしかし得点圏打率は昨季に続いて1割台でしかなく、その数字からして必ずしもチャンスに強かったわけでもないのにそれでいて古巣の大海の白星を消したかと思えば土壇場での同点弾など一発が劇的だったのが特徴です。
一昨年に並ぶ自己最多タイの6本塁打となればヒットよりアーチでアピールといったところで、あの小さな構えからあそこまで飛ぶのですからリストが強いのか体幹がしっかりしているのか、とは言えスイングが直線的で変化球に崩されての脆さもある岡ですので三振が多いのもそれが理由でしょう。
イメージほどの成績になっていないのは好不調の波が大きかったからで、開幕から4月を.270でスタートするも5月は.095、6月は.143と急ブレーキがかかり、終わったかと思ったら7月は.333、8月は.308と踏ん張り、ここぞの9月に.071になったかと思えば10月は.302と、とにかく顕著でした。
落ちそうで落ちない粘りはよいとしてもレギュラーを狙うのであればもう少しなだらかにしたい、秋のキーマンから「芯」のキーマンとなりたいものです。

出足が大事

その岡がずっと一軍だったのは練習試合、オープン戦で.381、3本塁打、12打点とチームの三冠王となった出足の良さを開幕後に維持できたからこそでしょう。
もちろん藤原の蹴躓きなどがあったにしても岡がしっかりしていなければ起用もされなかったわけで、途中の不振も守りと足での貢献はありましたが好調時の貯金がモノを言ったのだと思われ、根元がそれでまさかのショートでレギュラーを獲ったように最初が肝心の好例です。
守りでは肩の見せ場はあまりありませんでしたが広い守備範囲を披露して、再三再四のファインプレーでピンチにあえぐバッテリーを救いました。
最初の失敗から大事な最終盤にもうひとつでしたが盗塁成功率が高いのも、地味ではありますが見逃せないポイントです。
そこに打撃で印象深い活躍が加われば鬼に金棒で、件の逆転サヨナラアーチはボーリックナイト以来の20年ぶり、日本人では初芝以来の24年ぶりです。
そういう意味ではふわふわとした立ち位置でしかないのかもしれず、20代後半でフェニックスリーグに派遣されるなど井口監督に目をかけられているところはあるにせよ、左腕での先発が多くも実のところことさらその左腕を得手にしているわけでもありませんから、崩れだしたら早いかもしれません。
そうならないためにも上げ潮ムードに浮かれず足元を固めたい、淡泊なときはとにかく淡泊なのを何とかしたく、意外に下手な小技を磨く必要もあります。
ポテンシャルの高さはずっと言われ続けてきた岡がもう一回り大きな花を咲かせられるかどうか、若手の外野手が増えてきただけに来季が重要です。

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