23 三木亮 内野手 29歳 年俸2700万円
【2020年成績】 22試合 4打数 0得点 1安打 打率.250 0二塁打 0三塁打 0本塁打 0打点 0盗塁 0四死球 2三振 得点打率.000
ルーキーイヤーの出場数こそ超えましたが、打席は僅かに5で自己最低となってしまいました。
昨オフの右膝蓋大腿関節軟骨損傷での鏡視下右膝軟骨修復術および右膝ガングリオン切除術は全治4~5ヶ月との見込みでしたから春季キャンプでは当然にリハビリ組で、しかし第三クールの後半には全体練習に復帰をして2月下旬の琉球との練習試合に出場をしましたので順調な回復を見せて、大事をとったところがあったにしても二軍では41試合の出場ですから早い段階でプレーができる状態にはなっていたのでしょうから本人は不完全燃焼だったでしょう。
しかしただでさえ固定主義の二遊間ですのでこの出遅れは致命的だったのか、ほぼ存在を無視されたかのような悔しいシーズンとなりました。
上武大背番号の呪い
本人が望んだのか球団の期待の表れだったのか、しかし37から23の背番号変更は上武大背番号の呪いと思えてしまいます。
加藤も65から10になった途端に出場機会を多く減らして、それに三木が続いた形です。
もし球団主導の変更であればその球団と現場との温度差を感じてしまいますし、いずれにしても期待に応えることができなかったことに違いはありません。
ただそれにしても藤岡があんなで、かつ左腕を苦手にした打線でほとんど打席を与えられなかったのには違和感があり、そもそもの昇格が8月下旬になってようやくでしたしスタメンでの起用は僅かに2試合のみ、それもそれぞれ2打席での交代ですからこれで目に見える結果を残せとは酷でしょう。
その他はファーストも含めた守備固め、代走のみで三木でなければならないような起用ではなく、しかしそれでも鳥谷の後塵を拝するのは可哀想だと思うのですがベンチ、と言うよりは井口監督の評価に泣いたといったところか、理由はどうあれこの数字では大幅減俸もやむなしです。
もっとも三木としても二軍で.212と格の違いを見せつけられなかった自身の問題もありますので来季は膝の不安も完全に解消するでしょうから再挑戦と前のめりになってもらいたく、それでダメなら加藤と同じく視点の切り替え、視野をロッテの外に向けることも考え始めた方がよいと思います。
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【オリオン村査定】 2700万円 → 2300万円 (▼15%)