向かい風、20メートル

目を開けられないほどの向かい風にしてやられた、そんな零封負けでした。
ただでさえ貧打なのに捉えた打球をことごとく捕られてファールフライまで捕られて、ちょっと異常なぐらいに好守の連発を食らえばどうにもなりません。
ちょっとだけ盛り上がった七回の攻撃もあのコースをストライクに取られれば茶谷は万事休す、中村奨のまさかもありませんでした。
楽天に村林、石原と珍しどころの一発が出たことでノーアーチはロッテだけとなってしまい、空砲すら打てない体たらくです。
オリックス、阪神と昨季の覇者がいずれもチーム打率が1割台で最下位に低迷してロッテもそこに連なっているのを前向きに、打てないのはいつものことです。

五番愛斗・・・

昨日に愛斗はどうしたと叫んでみれば、守備固めではなく今日はスタメン五番の大抜擢です。
対大関に4打数2安打1本塁打とその実績を買ったのでしょうが一方でプレシーズンに20打席近くありながら対NPBで1本のヒットも打ってない数字はガン無視なのか、昨春も四番井上なんてのがありましたし伊東監督の岡田ってのもあって、見たいデータだけに目を向けているようにも思えてしまいます。
それにしたって五番は無いだろ、と言いながらも壮絶な譲り合いの結果なのか、安田がぎっくり腰で抹消というおまけ付きです。
ソト、ポランコと序盤のいい当たりが不幸なことになりましたがそれにしたって3安打零封負け、福岡まで遠征したロッテファンにはお気の毒様でした。

有言実行

西野はコントロールに苦しみながらも6回6安打2失点、有言実行でQSとなれば最低限の仕事はしてくれました。
味方打線とは違ってどこからでも点が取れそうな顔ぶれだけに慎重になりすぎたのがあったのかもしれず、神経もかなりすり減ったことでしょう。
それでも毎回のように走者を背負いながら粘り強く負けの責任は無いぞと言わんばかりに吉井監督も肯定して、そらそうよ、西野を責めることはできません。
鈴木、国吉も致命的な追加点を取られることなく頑張りました、うん、頑張った、投手陣はよく頑張ってくれました。

踏んだり蹴ったり

試合時間が短かったのがせめてもの救いか、辛い時間は短いに越したことはありません。
うー、書くことねーな、開幕ローテを期待していた中森は今日に二軍戦で3回6安打4四球9失点の大炎上で踏んだり蹴ったり、山本がリーグトップに並ぶ3号を放り込めば池田も「何で俺じゃないん弾」を叩き込んでもきっと一軍には呼ばれないのでしょう。
いやいや、昨季だって開幕スイープを食らった逆噴射スタートでも春先は首位に立って楽しませてくれたじゃない、まだ139試合も残っています。

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ソフトバンク 0 1 0 0 1 0 0 0 X 2 7 1

◆4月2日(火) ソフトバンク−千葉ロッテ1回戦(ソフトバンク1勝、18時30分、PayPayドーム、39,191人)
▽勝 大関 1試合1勝
▽S オスナ 3試合3S
▽敗 西野 1試合1敗

▽バッテリー
千葉ロッテ 西野、鈴木、国吉—田村、佐藤
ソフトバンク 大関、松本裕、オスナ—甲斐

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