裏返さないの?

洗濯物を洗うときに裏返さない人が8割とのニュースを見て驚きました。
肌に触れる方が汚れるだろうから当たり前のように裏返していましたが、世間の大半はそうではないようです。
インナーは乾燥機で、アウターは浴室乾燥でと最近は外に干すことは無くなりましたが、干していたときには表のままだと紫外線で色落ちが進みそうというのも理由の一つで、たたむときに一手間かかって面倒ではありますがそれを疑問に思ったことはありませんでした。
さすがに表に食べ汚しとかがあったときはそのままで洗いますが、つまりは外側に向けた方が内側より汚れ落ちはいいのだと思っています。

これはもう無意識

そうは言いながらも自分で考えてそうしているわけでもなく、子どものころからの習慣です。
こういったものは家庭でやっているものがそのまま常識になるのでしょう、そしてそれで困ることもあります。
顕著なのが言葉で、例えば給食の味噌汁が薄かったときに「水くさい」と言ったら周りがきょとんとしていましたし、食器棚を水屋も通じなかったものの一つで、関東以外に住んだことはありませんが両親が関西出身なのでそちらの言葉っぽく、よって食卓に並ばないので納豆も食べたことがありません。
そういった地方性のもの以外にもとんかつにマヨネーズをつけたり、しゃっくりを止めるのに湯飲みをお箸で十文字にしてその一角から飲む、足が痺れたときに唾をおでこに三回付ける、この年齢でもこういったのを外でも無意識にやってしまうのが慣れの怖さでしょう。
奇異な目で見られていても指摘をされず一般的でないことに気付いていないものが他にもたくさんありそうな、そんなことを思った洗濯物のニュースでした。

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