楽天は楽天でも楽天市場、正確には楽天ブックスです。
先日にクレジットカードの明細をチェックしていたら覚えのない請求があり、問い合わせをしたところ1月に予約注文した複数本のBlu-rayのうちで5月に発送となったものの代金とのこと、しかし注文明細を確認してみれば全て楽天ポイントでの支払いですから意味が分かりません。
そこを指摘すると支払いには割引クーポンを利用していたのですがそれが注文時に複数本のどれかに適用され、しかしそのうちで発送の早い1本に改めて適用してその分は楽天ポイントで補充し、併せて注文時に適用されたクーポンが取り消されてその分をクレジットカードで請求したとの回答でした。
つまりはクーポン適用の対象を変更するに際してその相当額がポイント支払いからクレジットカード支払いにすり替わったことになります。
それについて事前、事後とも何の連絡も相談もなく、また顧客都合で支払い方法の変更はできないのに楽天ブックスは勝手にそんなことをするのが許されるのか、との指摘には楽天ポイントで補充してのいってこいで損失は無いから問題はないと聞く耳を持ちません。
大した金額ではないもののどこをどう考えてもシステムの不具合なのに仕様と言い張るのは例によって楽天グループの社是なのが腹立たしく、今回頂戴したご意見は今後の改善に役立てたく受け止めております、この度お客さまから頂戴したご指摘につきましては真摯に受け止めサービス改善に向けて前向きに検討させていただきたく存じます、皆さまのご意見を参考により快適なシステム運営を果たせるよう順次改善を検討させていただきます、の念仏は聞き飽きました。
消費者生活センターに相談してみた
さすがに今回はその対応があまりに腹に据えかねたので、何か手は無いかとネットでいろいろ調べた結果が消費者生活センターへの相談です。
事情を説明したところ不満はごもっともと交渉していただけるとのこと、ただ何かを強制する権限はないのでその旨はご承知おきくださいと言われましたが一矢を報いるためにも何らかのアクションは起こしたかったので是非にとお願いをしました。
一度目の交渉では自分がされたのと同じ仕組みを説明されたようで、それがおかいしので納得できていないと伝えたところ二度目の交渉で楽天ブックスの担当者から改めて自分に連絡をもらえることになり、これには驚いたのが正直なところではあります。
消費者生活センターに対しても聞く耳は持たないだろうと、それでも少しでもインパクトを与えられれば程度に考えていたのが申し訳なかったです。
同額を振り込みで返金されることになり、消費者生活センターの担当の方にはそのご尽力への感謝の言葉を伝えました。
おそらく似たようなことで泣き寝入りをしているケースも少なくないでしょう、自分もネットの情報からこの結果を得ましたので参考になれば幸いです。