浦和組、平沢、そして田中

今日も野手の入れ替えの公示はありませんでした。
何があるか分かりませんので公示は直前に、選手の移動はそれを前提にしているのかもしれませんが、もし明日も無ければ一部に報じられた井口監督の示唆はその意図が無くとも結果的に浦和組の心を弄んだことになりますので罪深いです。
前のカードの初戦のように発作的に打ちまくることはあってもその中でレアード、福田秀が上昇気流に乗るとは考えづらく、また乗ったら乗ったであの示唆は何だったんだになり結果オーライでしかありませんから、とにかく明日に公示があることを心から願います。
その明日から6タテを食らわせたオリックスとの敵地リベンジ返り討ちシリーズにできるかどうか、西村監督が山本を中8日で配したのはそれだけ初戦が大きな鍵を握ると考えているのでしょうから、そこを叩ければまた一気に押し込める確率が高くなるでしょう。
ここのところの貧打からすればあっさりと完封される予感に打ち震えていますが、接戦に持ち込めば何とかなる可能性も出てきますので美馬も正念場です。
福田秀があんなですから美馬がまた炎上するようであれば緊縮財政も相まって補強の締め付けにも繋がりますので、そろそろ本領発揮をお願いします。

平沢のトレードネタは下火に

一時に話題となった平沢のトレードネタは、ここにきて沈静化の方向です。
世間的には平沢、と言うよりは藤嶋とのトレードとして中日ファンが騒然としたのは、その藤嶋が一軍で好投しながらも突然にベンチから外れて、本人がTwitterとInstagramのアカウントを削除するとともにチームメイトの梅津の帽子に藤嶋の背番号が書かれていたことがその理由とされています。
一方で平沢もそれまで二軍でスタメン起用されていたものが欠場、スーツ姿が目撃されたとの情報から両者のトレードではないかとなったのでしょう。
ただ年齢は近いですし平沢は右肘痛、藤嶋は右手血行障害と不安を抱えるなど似たような境遇ながらもその活躍度からすれば藤嶋>平沢であることは間違いなく、ロッテ目線ではリリーフ陣の崩壊により藤嶋はウエルカムですが中日サイドからすれば阿部、京田の二遊間に平沢のニーズがあるとも思えません。
高卒外野手をスタメンで起用していることからしてそちらでの平沢、の可能性はあるかもしれませんが、平沢、藤嶋ともにその後に二軍戦に出場をしていますので「ネタ」も収束といったところでしょう、ただそれはそれとして平沢の動向が気にはなります。
右肘の状態は守ってはいますのでそこまで深刻ではないのかもしれませんしスーツである必要もないとは思いますが、あるいは手術の相談で病院にがその真相ではないかと思ったりもして、そういう意味ではやはりだましだましではないかと疑っている藤原の左肩がDHでの出場にその状態が心配です。

田中が今季絶望

故障というところでは、先日に謎の抹消をされた田中が今季絶望となりました。
今季はここまで8試合で防御率2.45でしたので故障以外の理由がないのではと思っていましたがドンピシャとは嘆かわしく、右肘後方骨棘切除術及び遊離体除去術により術後4週でスローイング開始、全治3ケ月の見込みは内、佐々木千、土肥の例からすればベストエフォートでしょう。
11月まで試合はありますがとても間に合うとは思えず、ただでさえ苦しい中継ぎ陣から田中の名前が消えるのはあまりに痛すぎます。
これもコロナの影響での練習不足によるものなのか、それにしても故障者、予後が悪い選手が多すぎで、順天堂大医学部との提携が悪いわけではないですが効果が目に見えないのも実際のところ、また最近は話題にも上りませんので十八番の一発屋の危惧もあります。
どちらかと言えば起きてからではなく起きないようにする、メディカルチェックによるコンディション維持が目的のはずですから数ヶ月で結果が出るようなものではないにせよ思わしくない状況で、これ以上の離脱者が出ないことを願うばかりです。
とにもかくにも田中にとっては悲劇でしかありませんが他の投手にはチャンスが広がるのですから、その情熱を受け入れるベンチであってください。

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