Jackery Solar Generator 2000 New 2042Wh 200W
Jackery
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先日のブラックフライデーで、ずっと欲しかったポータブル電源を買いました。
これまで停電があったのは原因不明ながら15分程度のものが一度だけで、死ぬかと思った、家の中がめちゃくちゃになった東日本大震災のときですら停電は無かったので絶対に必要かと問われれば微妙ではあるものの転ばぬ先の杖、電気が無い生活は考えられません。
世間でもようやく普及の気配が出始めて50%オフに背中を押されたのもあって、もっとも今も45%オフで定価で売っているなんてあるのかよと思うほどに常に割り引いていて今はクリスマスセールの一環なのかな、各メーカーとも安売り体制に入っているようです。
Jackery
色々とメーカーはありますが、選んだのはJackeryです。
どこも似たり寄ったり、と言いますか何がストロングポイントかが分かりづらくて、よって機能よりもサイズ、重量で決めました。
Jackeryの他でメジャーどころは中田英寿を採用したEcoFlow、そしてAnkerですが同じ容量だとJackeryがかなりコンパクトです。
災害対策が目的でアウトドアで持ち出すわけではないためそこまでサイズにこだわる必要は無いにしても、小さくて軽いに越したことはありません。
大は小を兼ねる
容量は迷いましたが大は小を兼ねると、2000whクラスとしました。
もちろんそれで値は張りますがおそらくは一生もの、寿命は4000サイクルで毎日充電しても10年以上も使えるとは売り文句ですがそれを超えても使えなくなるわけではなく最大容量が下がるだけ、そういう意味でも元の容量が大きいことで買い直す必要が無いだろうとの思惑があります。
ちなみに1サイクルとは100%分の充電をするのを意味して、例えば一度でフル充電するのと何度かの継ぎ足し充電のトータルが100%となるのは同じとサポートにも確認をして、それを信じればですが、よって部材の老朽化や故障を置いておけば実質的には20年、30年でもいけるはずです。
実態は・・・
そうでなくても災害時には2000whでも心許ないです。
例えばこれなんか熱燗しておでんを作って暖房、照明と何でもできるような映像ですが現実は残酷で、実際に600wの電気ストープは3時間ちょっとで切れました。
もちろん映像は全てをポータブル電源でまかなっているとは言っていませんし熱燗とかはカセットコンロかもしれない、映っていないだけでポータブル電源は複数台あるのかもしれない、どうあれ一日ぐらいであれば切り詰めて何とかなるかもしれませんが長期だと果てしなく厳しいです。
太陽光パネル
それもあって太陽光パネルとのセット購入です。
これもカタログスペックで○○時間でフル充電みたいに謳われていますが、そんな簡単な話ではありません。
晴れなければどうにもなりませんし光とパネルの角度に気を使わねばならず、それでも無いよりはマシ、ゼロから電力を生み出せるのは大きいです。
トップの写真はまさに充電中で南側の窓のガラス越しに、カーペットの日焼けがイヤで普段は昼間でもカーテンを閉めていてそこに影のようになっているのが太陽光パネルで、セットになっていたのは200wのパネルですがこれだと最大でも100wを超えるのが精一杯でした。
屋外であれば太陽の位置に合わせてパネルを動かせばいいですが、屋内だと今の時期は正午前後の2~3時間程度で200w弱が溜まるといったところです。
普段使い
ただ置いておくだけではもったいないと貧乏性を発揮して、普段使いもしています。
夜にパソコンの前にいるときの膝掛けの電気毛布を繋いで、これだと40w程度なので数時間は保ちます。
単純スペックでは50時間ほどですが災害対策でいざというときに空っぽでは意味が無いため、60%を下回らないよう日々ちまちまと充電していて理想は複数台でのローリングですがさすがに無理、価格がこなれてきたら考えなくもないですがまず無理でしょう。
そんな使う、充電するの部屋間の持ち運びがあることで、軽さにこだわったのは正解でした。
自己責任
東京都は新築で太陽光パネルを義務化するなどSDGs、と言いますか困ったときは自己責任の流れになりつつあります。
スマホが無ければ何もできない世の中になっていて最低でもそれはカバーしなければなりませんし、冬であれば電気毛布、夏であれば扇風機ぐらいは動かせないとしんどい、それだとモバイルバッテリーではカバーできずやり過ぎ感はありつつもポータブル電源の準備は必須と考えての購入でした。