内野陣のシャッフルはソトの加入で微修正が必要と考えますが、それよりも先に投手陣のシャッフルです。
吉井監督が東條の先発転向を明らかにして、それだけ今季のブルペンデーはCSにまで及んで忸怩たる思いがあったのでしょう。
その適性はよく分かりませんが正直なところ前向きではなく消去法とでも言いますか、佐々木千と唐川を先発で使って廣畑もふらふらと、唐川については来季も先発でいくらしく東條と同じく先発経験がろくすっぽ無いダイクストラもそう、猫も杓子もといったところです。
調整方法が先発とリリーフとでは違うためかなり危うい構想にも思えるのですが、石川歩、岩下、河村らに期待はしても計算ができない現実の顕れでもあります。
やりくりが大変
ただ先発もそうですがリリーフの台所事情も厳しく、このシャッフルがさらなるしわ寄せとなるリスクが生じます。
東條や唐川がはまったとしてそもそもベンチがそこまでを望んでいるかはさておき七回を臨めるのか、それこそ五回で降板された日にはやりくりが大変そう、吉井メソッドを維持するためには野手を削ってブルペンの頭数を増やさなければならなくなるかもしれません。
しかし野手も各ポジションに候補が複数いて削りたくても削れない現状に競い合いの方向性をシーズンにまで持ちまずに開幕までに一定の決着とするための実戦重視継続なのか、そうであればそこからこぼれた、あるいは足りずの補強で今春のように3月中のトレードもありそうです。