二発で勝った

お客様のオリックスにきっちりと先勝して、楽天が負けてゲーム差が広がって、よい出足となりました。
こうなったら欲が出る、明日も勝って西武戦も勝ち越して、次の直接対決で楽天にトドメを刺す展開が理想でしょう。
その明日はなかなか援護点が無いカイケルに対ロッテは4戦2勝で防御率1.08の田嶋となれば展開が容易に想像できてしまいますが、そろそろ不測の事態があってもよいはずで、唐川はイヤな予感を拭ってくれました、田嶋を打てないだろうとの諦観を払拭する打撃陣であってもらいたいです。

緩急よし

唐川は公言どおり初回を零封、5回5安打1失点で無傷の3勝目です。
三者凡退が一度も無く先制を許して四回、五回とピンチにもなりましたが、今日は自分的に大好きなカーブなど緩いボールを上手く使えていたのと内を突けていたのがよし、76球でできればもう1イニングを投げて欲しかったですが続けて複数の走者を背負ったこともあり妥当と言えば妥当です。
四回はライン際のライナーをソトが好捕して五回はしょーもないエラーをソトがやらかして、ソトに一喜一憂させられましたがそのソトの二発で勝ったわけで文句も言えぬ、ともあれ間隔を明ける必要はありますがこの終盤戦に頼もしいベテランが貴重な白星をもたらしてくれました。

チャレンジャーすぎる

六回以降は例によっての四人組かと思えば、まさかの八木には驚きました。
チームが勢いを失った継投ミス、あそこで八木かよ、を思い出して打ち震えたロッテファンは自分だけではないでしょう。
一死からの四球でビビりましたが何とか後続を断って、廣畑より買っていた理由の一つである重そうなストレートがよかったですし続けてそこそこ抑えていて次のステップに進ませるという意味があったのかもしれませんがそれにしたってチャレンジャーすぎる、発作にも思えます。
続けて横山、鈴木、益田とこちらは鉄板リレーで鈴木が歩かせましたが先日と同じく攻めた結果でノープロブレム、3点差での益田はちょっと安心できます。
これで名球会まであと10セーブ、今季中の達成はほぼ不可能ですがスタンドでカウントダウンボードを掲げるロッテファンが出てくるかもしれません。

地元なら安田もお立ち台

打線は例によって大きくいじって、調子を見たのか対戦成績を考慮したのか判然としない並びでした。
中村奨を外したのが意外で、友杉ではなく小川をさらに核弾頭もそう、きっと明日もいじり倒すのでしょう。
結果的にはこれが幸いして小川は1安打ながらもファールで粘るなど役割を果たして、そして何より四回の安田であそこで勝ち越せていなければ試合はどうなったかは分からず、マルチで守りでもさすがなところを見せて、しかし明日は左腕ということもあり中村奨と吉井監督が明言です。
四回は小川に負けじと和田のセーフティーも効果的で、しかし2三振に加えて四打席目にまたセーフティーで今度はしくじって弱気な悪いパターンでした。
角中はちょっと調子が落ちてきてるのかなぁ、やはり四回に藤岡が押し出し四球を選んで角中もスリーボールと押せ押せを最後はボール球に手を出して空振り三振と角中らしくなく、明日は荻野かな、引っ張り上げたものの使わなかった岡が万全でないような気がします。
そのもうひと押しができなかっただけに五回のソトの二発目がでかすぎて涙が出そう、それでいてリーグトップに並ぶ併殺打と攻守ともジキルハイドなソトです。

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◆9月10日(火) オリックス−千葉ロッテ23回戦(ロッテ15勝7敗1分、18時、京セラドーム大阪、25,307人)
▽勝 唐川 6試合3勝
▽S 益田 39試合1勝4敗22S
▽敗 エスピノーザ 20試合7勝7敗
▽本塁打 杉本10号(唐川)、ソト17号(エスピノーザ)、18号(鈴木)

▽バッテリー
千葉ロッテ 唐川、八木、横山、鈴木、益田—佐藤
オリックス エスピノーザ、鈴木、宇田川、椋木—若月

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