CS初戦を無事に勝ちました。
先発の佐々木朗は3回41球をパーフェクトに、一ヶ月ぶりのマウンドでしたがMAX162キロは自身CS最速で文句の付けようのないピッチングです。
どこまで投げられるか初回から球数を気にかけていて五回、ぎりぎり六回かなと思っていたのですが試合後の吉井監督のコメントでは三回までのショートスターターの目論見だったようで、スチュワートも三回途中でKOされたことで結果的に両チームとものブルペーデーのようになってしまいました。
中盤までは4点リードもヒットは僅かに3本で相手のエラーでもらったものもあって点差ほどに勝っている感は無く、しかし中盤以降はいい案配に得点を重ねてかつリリーフ陣が踏ん張ってくれました、ヒヤリとした場面もありましたが投打ともチームとしての勝利でしょう。
お立ち台はもっと呼んで欲しかったですが先頭打者弾の荻野とパワーポランコの二人だけ、勢い付けたのは間違いなく佐々木朗ですしバント失敗はあれど安田の2打点が試合をほぼ決めて、ピンチはありましたがイニング跨ぎで勝ち投手だった中村稔だってその権利はあっただけに出し惜しみにちょびっと不満です。
ブルペン頑張る
佐々木朗を継いだのは中村稔、そして坂本、西村、澤田と繋いで澤村で締めました。
やたら左打者が並んでいるソフトバンク打線に中村稔、坂本を突っ込めたのはよし、ただ明日はどうするんだろう、両左腕とも連投は厳しい球数です。
中村稔は2イニング目に連続四球でふらつきましたが甲斐をズバッと三振に切って取って、野村勇か井上が出てきたらイヤだなと思っていただけに助かりました。
坂本はすっぽ抜けが続いて制球がままならず、苦し紛れのど真ん中を柳田に放り込まれましたが近藤、中村晃を打ち取ってギリギリで踏み止まります。
すぐに点差を広げてもらっての西村は流れを完全に引き寄せるには妥当、抑えてベンチに戻ったときに出迎えの坂本の頭をぐりぐりしたのがよさげでした。
八回の澤田はどうだろう、翌日のことを考えれば東妻か中森でよかったかな、ここは石橋を叩きすぎたような気がします。
さらに点差が付いてさすがに最後は益田ではなく澤村、ライナー性でしたがフライだったので最後に腕組みはしたのかしら、映像にはありませんでした。
怒濤の中盤以降
打線は荻野の先制弾にポランコの久しぶりの一発と先制パンチも果てしなく大きかったですが、中盤以降に効果的な得点を重ねました。
六回は連打で安田、バント派の自分としては間違いなくバントで安田で左対左は無理とピンチバンターもと思ったのですがそのままで、しかし初球の入りの前にベンチが苦笑いで間が空いたのはサインミスで強攻かと思いきややっぱりバント、あれは何だったんだろう、よく分かりません。
お約束のように続けてミスった安田はしかし外そうとした甲斐のリードに嘉弥真が投げミスったのを見逃さずタイムリーツーベースは結果オーライで、それに対してごめんなさいと手を合わせる吉井監督と帽子に手をかけてごめんの金子参謀、バントのサインを出したベンチが悪かったとは試合後のコメントです。
どうあれこれらのシーンを見ればやはり攻撃面での作戦に福浦ヘッドは絡んでいない、ほぼ確実でしょう。
さらにはやや詰まったのが幸いして藤原が息の根を止める2点タイムリー、八回には安田が死者にムチ打つタイムリー、痛快でした。
一方で山口がストレートにも変化球にも全く合っていなかったのが明日に向けての最大の懸念、とにかく長打でなくても早く一本が欲しいです。
一気に大阪へ！
前回に続いて細かいところはこちらを参照いただく前提で、ざっくりとまとめてみました。
営業担当としては三戦目までもつれて欲しいのが本音でしょうが、現場としてそんな余裕をかましてはいられないため一気に明日で決めましょう。
その明日は傘マークで午前中に10ミリを超える雨が降る予報ですが昼過ぎには上がるっぽいので、グラウンド整備をしくらなければやれるはずです。
西野vs有原は西野がいくら頑張っても有原を打てなければ話にならず、その有原を日本ハム時代から苦手にしていて今季も3戦3敗ですが負けはしたもののZOZOマリンでは七回途中までに11安打2四球で3点しか取れなかったのは笑止ものですが打てないわけでもありません。
記録というところでは松川のスタメンマスクは史上初の10代で荻野の先頭打者弾はポストシーズン最年長記録、ポランコのCS初打席アーチは史上6人目でうち4人がロッテとは加藤、安田、エチェバリア、そしてポランコと竹槍打線らしからぬ怪記録、さらにはCSで無安打降板した先発は佐々木朗が史上初です。
明日も記録尽くめで勝利をもぎ取りたい、平日だった第0ステージとは違って週末の今日は現地観戦だったりNHKで中継があったりしてニーズが無かったのか冴えないつぶやきとなってしまいましたが、連勝した験を担いで明日もつぶやきます、試合後にでもチェックしてやってください。
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
| ソフトバンク | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 | 4 | 1 |
| 千葉ロッテ | 2 | 0 | 2 | 0 | 0 | 3 | 0 | 1 | X | 8 | 9 | 0 |
◆10月14日（土） 千葉ロッテ−ソフトバンクCS1stS第1戦（ロッテ1勝、18時1分、ZOZOマリン、29,126人）
▽勝 中村稔 1試合1勝
▽敗 スチュワート 1試合1敗
▽本塁打 荻野1号（スチュワート）、ポランコ1号（スチュワート）、柳田1号（坂本）
▽バッテリー
千葉ロッテ 佐々木朗、中村稔、坂本、西村、澤田、澤村—松川
ソフトバンク スチュワート、ヘルナンデス、大津、嘉弥真、津森、笠谷—甲斐、嶺井