積極補強とも報じられる新助っ人4人目、ダイクストラの獲得です。
実際のところどうなんだろう、メジャー経験はありませんし今季は独立リーグで21試合に投げて防御率5.40はマイナー通算でも4点台半ばの防御率で奪三振がめっちゃ多いわけでも与四球が少ないわけでも、特徴が無いいかにもマイナーでこと数字だけを見ればパッとしません。
吉井監督は「ハーマンに似ている」「まずは先発で」「頑張れ、ダイちゃん!」とコメントしていますがそれでいて先発経験が豊富ではなく、と言いますかここ数年では数えるほどで通算でも半分あるかないか、今季も21試合で21回2/3とその全てがリリーフでした。
ソトの獲得で一軍の助っ投の3人は2人がリリーフだと回しづらいから、といった思惑が働いていそうな気がして、しかも来季に34歳となれば30万ドル程度かも、あくまで4人目の助っ投で実態はフェリスの代わりぐらいに思っていた方が精神衛生上はよさそうです。
このクラスをどうやって見付けてきたのか、流れに逆らう英語圏がブロッソーの二の舞になりやしないかはさておき、編成部の眼力が問われます。
さらばカスティーヨ
そしてダイクストラが背負うのが41、カスティーヨの退団がほぼ決まりました。
ペルドモとは違って他球団や、ましてやメジャーが触手というほどに目に見える数字を残したわけではないため、本人の帰国意思が強かったのかもしれません。
スポーツ紙の憶測でしかないにしても同じく保留選手名簿に漏れたポランコ、ペルドモが交渉継続と報じられたのに対してカスティーヨにはそれが無く、球団としても強く慰留はしなかったのかな、先発としての伸びしろが感じられただけに残念すぎる結末です。
打ち止め
今後にトレードはあるかもしれませんが、このダイクストラで補強はいったん打ち止めでしょう。
コルデロらとは違ってさくっと背番号が発表になって、つまりはその後の補強との調整が不要ということにもなります。
当初はポランコとペルドモを引き留められれば御の字の「現状維持こそが最大の補強」で終わる悪寒からソトの獲得、絶望視していたポランコの引き留め、さらには大物コルデロに頭数を増やした外国人選手とそれなりの形にはなりました。
あとは各選手に頑張ってくれよと、石垣島の初日にきっちりと顔を揃えてNPBに馴染む、慣れる姿勢を見せてくれよと願います。
越年?
クリスマスイブがいつなのかはいろいろな考察があるようですが、24日イブ更改とされることが多い球界です。
サンタ帽こそ被りませんでしたがツリーとともに佐々木朗の昨オフもイブ更改で、トリ&イブ更改がお約束になるかと思っていました。
ところが今日にその報が無く、大方はスポニチの飛ばしと見られていますが先日のポスティング報道があっただけに揉めてるんじゃないかとの憶測がまた出てもおかしくはなく、これが越年ともなったら面倒くさい、今年のそれはジャブで来オフのポスティングを要求しているなんて話で盛り上がってしまいそうです。
まあイブの日曜日でプライベートもあるでしょうから日程が合わなかっただけと、明日にクリスマス更改を決めてもらいましょう。