アドバンテージを活かせ!

CS圏内に復帰しました。
西武が来季モードになったのにも助けられて、昨季に二桁勝利も今季は低迷のエンスは残留テストの意味合いがあったでしょうし源田は早々に外崎も競っている展開で退いて山村がスタメンで、その山村にプロ初安打初本塁打初打点を献上するらしさは相変わらずも競うソフトバンク、楽天には腹立たしい姿勢でしょう。
しかし明日は西武にとっての今季ラストゲームで連敗では終わりたくないはず、こちらも4年以上ぶりの先発となる唐川となれば油断はできません。
引き分けの多さを活かすには5割超えでなければならずつまりは他力本願よりもまずは自力本願、明後日からオリックス戦が続くだけになおさらです。

二桁勝利にリーチ

小島が二桁勝利に王手をかけました。
本人は「今季最後の登板になるかもしれない」とは佐々木朗の復帰登板が決まっているなどそういった前振りがされているのかもしれませんが、中6日でいけば次は今季最終戦となる状況によってはCSがかかる大一番に投げることになるかもしれず、そういう意味では不安が無いと言えば嘘になる7回5安打2失点です。
数字だけを見ればHQSと文句の付けようがないのですが内容はどうだろう、ばらけ気味でバロメータとして悪めの小島でもありました。
逆に言えばこれぐらいの援護があればそれなりにまとめる力があることを証明したわけで、活かすも殺すも打線次第だったりもします。
試合中にカツを入れられたらしいですが誰だろう、声が出づらいのは本来の武闘派を取り戻したあのお方に喉輪締めでも食らったのかもしれません。

マツケンサンバ

その小島をリードしたのは松川で、何かを変えたいとの思いがベンチにもあったのでしょう。
正直なところ右打者にクロスファイアで内を突くのは他の捕手陣もあって左打者には外中心とリードに際立ったものがあったわけではなく、小島が続けて首を振るシーンもままあったりもして、よし、と言えるようなものはあまり感じられませんでした。
昨季中盤以降に乱れたブロッキングを見たくはありましたがその機会は無く、ただ体がさらに大きくなってどっしり感はあります。
出囃子が変わったらしいですがトップの位置を固めるのが遅れ気味なのもさして変わらず、それでも久しぶりのヒットにスクイズも決めてきっかけにしたいです。
明日はどうする、浦和暮らしが続いていた唐川だけに近況を知る松川でいくのがオーソドックスですがそこは吉井監督だけに読めません。

明暗くっきり

なぜに茶谷と和田を外す、と絶望したスタメンは石川慎、ポランコに一発が出て先制された小島を救いました。
石川慎は見た目の生意気そうな雰囲気がチームにプラスに働いていそう、淡泊さとの共存ではありますが思い切りのよさと勝負強さが際立ちます。
久々に叩き込んだポランコは3安打猛打賞と打ち出すと止まらないだけに大量生産もありそう、単独トップに立ったホームランダービーを固めたいです。
一方で中村奨は進塁打はあれど4タコ、しかしこの流れで打って欲しいとすがるような藪田が涙する凡退も含めて他の打席での体たらくを見ればその進塁打も狙ったのではなくたまたまだったかもしれず、そもそも無死一塁で七番打者に送らせなかったのかがよく分かりません。
西武ではありませんが残り試合からポストシーズンに向けてのテストだったのかもしれず、守りでのポロもありその方向性は明日の顔ぶれで見えてきそうです。
ブロッソーも今日のタッチ漏れは外崎が上手かったのと送球が逸れたため仕方がないにしても確変が終わった打席がしょぼい、明日は安田でいきましょう。

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1 2 3 4 5 6 7 8 9
西武 1 0 0 1 0 0 0 0 1 3 6 0
千葉ロッテ 2 0 1 1 0 0 0 3 X 7 9 1

◆10月2日(月) 千葉ロッテ−西武24回戦(ロッテ16勝8敗、18時、ZOZOマリン、21,934人)
▽勝 小島 24試合9勝6敗
▽敗 エンス 12試合1勝10敗
▽本塁打 佐藤龍3号(小島)、石川慎2号(エンス)、ポランコ26号(エンス)、山村1号(鈴木)

▽バッテリー
千葉ロッテ 小島、ペルドモ、鈴木—松川
西武 エンス、青山、大曲—古賀、古市

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