さあ、ファイナルステージが始まります。
予想どおりに吉田正の復帰は無理をしての歪みとなるに違いない、違いない、そう思って石川にはプラスに考えてもらいたいです。
それよりもデータが足りていないであろうラベロに要注意、また無駄な四球は厳禁です。
いきなり156キロかよ、佐々木朗が球速で騒がれていますが山本もいつの間にか150キロ台半ばを普通に投げるようになっています。
おい、157キロか、それに緩いボールを絡める若月のリードに翻弄されないよう配球のデータはベンチにあるのか、的場コーチのお仕事です。
よしよし、その156キロを荻野がはじき返して「あれ?」と山本が思い始めたんじゃないかしら、続けマーティン。
ゲッツーかと思ったところのT-岡田の悪送球、キャプテンの出番だぞ、センター右に技ありのタイムリーでチームを導く姿を見せてください。
中村奨は149キロのフォークに腰の入らないスイングで空振り三振、レアードはカーブに全く反応できずにど真ん中を見逃し三振、まだ始まったばかりだ。
石川も140キロ台後半を連発、うん、スピードガンが甘めに設定されているのかもしれません。
そして先頭を簡単に打ち取るも宗に四球、ダメだよ、歩かせるのだけはダメ、しかも吉田正の前にって何を考えてるんだ。
正面でラッキーだったけどしっかり捉えられて、しかし真ん中高めでも上がらないってことは押し込む力が足りていないと思うことにしましょう。
杉本には.417の3発と苦手なのでこちらは無理に勝負する必要もありませんが、しかしT-岡田にも.333の1発ですからやはり宗への四球が痛い。
T-岡田に先制打を浴びる・・・
ボールカウントを悪くして歩かせたくなかったのか、T-岡田に一二塁間を破られての先制点を許しました。
そして問題のラベロ、これも吉田正ほどではなくもやはり捉えられてセンター正面で助かりました、うー、でも先制しなければならなかったものがあっさりと先制されて、これで山本が乗ってしまうとマズイ、二回の攻撃は誰でもいいから出塁してくれ。
おし、エチェバリアが三遊間を破った。
この一本は大きい、これで山本が「おかしい」と思ってくれれば攻略の糸口は見えるはず、山口よ放り込んでくれ。
山口はフルカウントまで粘るも高めのボール球に手を出してファールにしてしまい直後を三振ゲッツー、くっそ、上手くいかない。
しかし三振が少なくない山口にオートスタートってどうなのよ、エチェバリアもそれほどに足が速いわけでもないのに。
流れを掴めそうで掴めないだけに、石川はこの二回が大事です。
ここで失点するようですと完全に流れがあっちにいってしまうので、下位打線ですからきっちり三者凡退といきましょう。
ただストライクとボールがはっきりしてるなぁ、しかもストライクがかなり真ん中で怖い。
よーし、三者凡退だ、これを攻撃に繋げよう。
山本も指にかかったボールと抜けるボールがはっきりしていて、でも指にかかると手も足も出ない。
でもあのコースを何もせずに見逃しはないだろう、藤岡。
そして荻野が二打席連続のライト前ヒット、これでいい、とにかく乗せないこと、そしてマーティンの一発に期待します。
紅林もスゲーとこに守ってるな、三遊間に緩いゴロが転がらないかな。
マーティンは空振り三振、内の真ん中あたりが苦手だと見透かされているみたい、レアードに対する高めの釣り球のように。
石川は伝家の宝刀のシンカーがもうひとつコントロールできていません。
低めにはいっているもののバウンドが多く、それだけ低めを意識していると思いたいですがそれでいてストレートが高いのが不安です。
あ~、吉田正にヒットを打たれてしまった、これで「やれる」と思われるとイヤだな。
ラオウのバットをへし折って、石川には「やれる」と思ってもらいたいです。
中村奨が渋く三遊間を破って、3度目の先頭打者の出塁です。
そろそろ何とかしてくれ。
レアード、エチェバリアが倒れるも中村奨の盗塁に若月の悪送球で二死三塁、フォークのパスボールでいいぞ。
どうもあの緩いカーブを上手く使われて対処できない、でも外れてなかったかな、ちぇっ。
なんかラベロには捉えられてるのが気持ち悪い、次の打席は要注意です。
石川は三者凡退で投手戦の様相になってきました。
それだけに宗への四球がとにかく悔やまれて、それが試合のポイントとされないよう追いついてくれ、下位打線だけど。
五回にして初めての三者凡退に終わりました。
これが嵐の前の静けさなのか、それとも山本にギアが入ったのか、前者だと思いたい。
次の回は二打席連続ヒットの荻野からです。
山口がよく走ってファールフライを捕りました。
山口だけに中村奨が深い追いするんじゃないかとヒヤヒヤしましたが、さすがに途中で諦めて正解です。
お前だ、と山口に指示したのかただ見ていただけなのか、森脇コーチには確認をお願いします。
山本のカーブはストライクになって石川のそれはボール、そしてヒットを打たれる・・・
そして宗がキーマンになってしまうのか、右中間に運ばれての二死一三塁で吉田正とは大きなポイントがやってきました、死んでも抑えてくれ。
いやいや、満塁でラオウは怖い、二死無走者から満塁のピンチに吉井コーチがこの試合で初めてマウンドに向かいました。
どうもこのCSはマウンドに行った直後にやられるんだよなぁ。
助かった、初球を平凡なサードゴロで悪送球だけはしてくれるなよとドキドキ、五回を終えて0-1と僅差のゲームが続きます。
緊迫した投手戦に
五回を終えて石川は74球で4安打、山本は73球で4安打、ほぼ互角の数字です。
しかし山本が無四球なのに対して石川は3四球、この差が得点差に繋がっていて初回の宗への四球がとにかく悔やまれます。
そしてラベロも間違えば放り込まれそうなスイングをしていますので、次の回はT-岡田とともに細心な上に細心に、でも歩かせるなよ。
どうしても追い付きたい六回、荻野から始まるのでここで何とかしなければ。
しかし山本にギアが入ってしまったのか、マーティンもそのストレートを捉えられません。
それでいて中村奨にはカーブから、若月がえぐい。
簡単に終わってしまった、そうだな、これでバッテリーはきっといけると思い始めただろう、そこにレアードの同点アーチが待っています、のはず。
七回があるかどうか、石川に問われる六回です。
たまに浮くストレートが怖い、T-岡田の打球はいい当たりも藤岡が上手く捕球して素早いスローイングは見事でした。
しかしラベロに右中間を破られて、だから言ったじゃん・・・
三遊間の打球にエチェバリアが倒れながらのスローイングは珍しくレアードが体を伸ばしてファインプレー、これこそ金が取れる守りです。
いやいや、紅林の打球はただのレフトフライだろ、どこがあと少しなんだよ、実況が適当すぎる、ラジオなら信じる人がいるぞ。
石川は6回で85球は続投でもおかしくないですが手術上がりですし強い打球が続いただけに、吉井コーチは悩ましいでしょう。
国吉には不安ながらも継投に入るかな、引っ張る方が怖いような気がします。
山本のストレートに投げミスが無くなってきて、これにカーブを絡められたら厳しすぎる、そんな三者凡退になったら哀しい。
エチェバリアのサードゴロにリクエストがありましたがアウトですね、一回消費です。
そして三者凡退、7回で102球は当然に続投でしょうが完投するかどうかは微妙なライン、よし、狙いは平野佳だ。
石川は続投か、若月を出すと上位に繋がるので気をつけよう。
ヤクルトも四球が絡んだ初回に3点を先制して七回までそのまま、似たような試合展開になっています。
二死まできましたが宗には注意して、一発もあるので。
荻野が好守で三者凡退、8球で終わったので93球はまさか八回は無いと思いますが、さて、判断が注目されます。
とにかく球数を投げさせよう、完投させないためにも。
岡は初球、二球目と当たりそうにもないスイング、こういうときの岡は怖い。
と思ったら、その怖さはロッテにきてしまいました、加藤への代打は角中ではなく安田でいこう。
お、もうチャンスは少ないと見てもう佐藤都のカードを切ってきたか、放り込め。
最悪だ、三者凡退もそうですが石川より少ない7球で終わってしまって109球、間違いなく完封狙いで平野佳の出番は無いでしょう。
ほー、鈴木か、意外すぎる。
もし左対左を意識したのであれば、これまでやってこなかった野球なので心配ではあります。
ヤクルトが追加点、見習うなよ。
吉田正のセカンドゴロはエチェバリアがもぎ捕ってファインプレーと言ってよいのか、正面でないエチェバリアは頼もしいです。
やっぱりワンポイントだったようで今度こそ佐々木千かと思えば東妻、吉井コーチは愛してるなぁ。
東妻が愛に応えました、さあ、最後の攻撃だ!
まず荻野が出塁だ、打て、打て、打て。
あっさりセカンドゴロか、こうなったらマーティンの同点アーチしか無いな。
野田がもうこれで大丈夫と言っているので、ざまぁみろと言ってやりたい。
マーティンも内野ゴロ、引き分けだと負けと同じなのでここは中村奨のヒットにレアードの劇的な逆転ツーランといきましょう。
山本に注文どおりの完封負け
中村奨がファールで粘るもセンターフライで試合終了です。
石川もよく投げましたが繰り返しになりますが宗への四球が命取りでした、明日以降に投げる投手には肝に銘じて欲しいです。
攻撃面ではボール球に手を出した山口か、秋のキーマンに続いて晩秋のキーマンまでもが止まってしまうと点が取れなくなるので明日に取り返しましょう。
その明日は誰が先発なんだろう、セントラルは発表されていますがなぜかパシフィックはまだです。