点灯ではなく転倒

オリックスは山本ですので今日のマジック点灯が難しいとは思っていましたが、そもそもロッテが負ければ点くはずもありません。
明日から連勝、オリックスが連敗で最短20日にマジック23が点灯しますがハードルは高く、きっちり勝ち越した上で地元での快挙といきたいところです。
井口監督が嘆いていたようにミスで負けたも同然ですから連勝が止まったことであれこれリセットして、初心に返って一歩ずつ進んでいきましょう。

またキラー誕生

前回に続いてバーヘイゲンに零封されての6回1安打11三振はまたしてもキラー誕生の予感が、隠れ貯金への大きな障害になるかもしれません。
怪しいジャッジが少なくなかったもののコーナーにズバッとストレートを決められたかと思えばカーブ、チェンジアップでタイミングを外されて、スライダーもいい角度で曲がっていましたのでノーノーを逃れるのが精一杯、いいようにしてやられました。
そうなれば終盤に追い付き追い越せと八回にB.ロドリゲスを攻めるも三木が痛恨のバントミスをやらかして、その後の満塁も藤原が空振って万事休すです。
三木はピンチバンターだったのですから絶対に決めなければならないところがまともに転がせず、和田の足だからこそクロスプレーになりましたがそうでなければもろアウト、もっとも三木は最後の打席が三週間以上前ですから打席勘が鈍っていてもおかしくはなく、気の毒に思わないでもありません。
また藤岡のヒットで一死一三塁に代打小窪でしたが外野に飛ばすという観点から山口、安田の選択肢もあったような、もちろん結果論です。
そんな残念すぎる逸機でしたが和田が昨季に並ぶ23盗塁目は源田に並ぶリーグトップで、ここまできたら盗塁王を絶対ノルマに走り続けましょう。

岩下は原点回帰

バーヘイゲンに抑えられたのと同じく、岩下もデータどおりに6回4安打1失点と後半戦で一番の内容でした。
一回り目にストレートが多いのはロッテではよく見られる配球ですが今日はさらに徹底していて、力押しの原点に戻ったようでよかったです。
適度にばらけながらも歩かせなかったので調子もよかったのでしょう、岩下らしさが出ていたように思います。
これぐらい投げられれば他のチームが相手でも充分に勝負になりますので、いつの間にやら勝ち越しも1まで減ってしまいましたがまだまだいけるでしょう。
田中にはヒヤリとしましたが東妻とともに勝利の方程式を温存できましたし、これで国吉、佐々木千、益田の連投で勝ち越せば今日の負けも意味が出ます。

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◆9月18日(土) 日本ハム−千葉ロッテ16回戦(ロッテ9勝3敗4分、14時、札幌ドーム、4,996人)
▽勝 バーヘイゲン 16試合4勝7敗
▽S 杉浦 42試合1勝2敗20S
▽敗 岩下 18試合8勝7敗

▽バッテリー
千葉ロッテ 岩下、田中、東妻—加藤、田村
日本ハム バーヘイゲン、堀、B.ロドリゲス、杉浦—清水

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