引き分けで始まる

小雨交じりで気温も低くコンディションとしてはよくなかったようですが、関東に上陸してオープン戦が始まりました。
練習試合ではやってこなかったバントなど実戦的な作戦もきっと増えてくると思いたい、ここからは多少は勝ち負けを気にせねばなりません。
そんな初戦は最終回に追い付いての引き分けでしかし石川の自滅でしかないのをどう考えるか、三打席目でもチャンスに打てなかった上田が決めていればよかったのですがそこまでは相手も優しくはなく、ベストメンバーに近いDeNAに対した投手陣が頑張ったと前向きに考えることにします。

西野は順調

半袖で頑張った西野は3回3安打1失点、投げられさえすれば大崩れが無いタイプだけに安心して見ていられます。
一部に2カード目の初戦が内定したかのような報道がありますがよほどでなければそれで決まりでしょう、表に比べればかなり落ちる裏だけに西野が頭できっちりと勝つことが大事で、そこで躓くと電車道で押し切られるリスクがあるだけに責任重大です。
初回に甘く入ったところを佐野にタイムリーを浴びましたが牧、宮崎と怖いところを打ち取って、スライダーがメインに変わりはないようですし意図したところよりも高めにいったものもありましたがフォークもそこそこ投げて、欲を言えばカーブがもちっとあれば文句はありません。
打線の援護が無いのは昨季中盤戦以降のそのままですが気にしてどうこうなるものでもありませんし、西野は西野であるだけです。
二番手のダイクストラも3回を投げて1安打1失点はクイックに課題と報じられて走られたのは西野も同じで見るからにぎこちないのか、そういったところを突いてくるのがNPBでルーキーイヤーの唐川もそれで潰されましたし、いい感じでスタートしているだけに今後が注目されます。
メルセデス、中森を差し置いて開幕ローテに入ってくるとは考えづらくも投手は何人いてもよい、ダイちゃんの嬉しい誤算を期待しましょう。

まさか二保

リリーフ陣は二保、菊地がパーフェクトピッチで中村稔に続いて失地を回復しました。
菊地は勝又ら一段落ちるメンツだっただけにまるっと額面どおりには受け取れませんが、それでも繰り返さなかったのはよいことです。
そもそも二保にまたオープン戦という場面でチャンスが与えられるとは思っていなかっただけに、まさかの支配下選手登録があるかもしれません。
いや、その枠を考えればちょっとあり得ない話ではあるのですが、数字ほどに吉田がピリッとしないのと河村の出遅れが追い風となる可能性もあります。
ところで益子もそうですが東妻弟ってすっかりと野手転向の気配でこれまで兄弟対決ってあったのかな、松尾に押し出された凶を吉に転じられるか興味深いです。

幹がやって来た

控え気質な選手ばかりの打線に、幹がやって来ました。
来日から一週間余りでの実戦にキャンプの意義が問われるもののポランコが四番DHで快音こそ聞かれませんでしたが、相乗効果に期待したいです。
先に来日していたソトを追い越したということはこちらは開幕に間に合わないのか、どうあれこれで苦しくなったのは高部で守れなければ出番は無くなりそう、まず二軍で守れるようになってから、このままだと教育リーグに回されるかもしれません。
その教育リーグから合流した和田がスタメンでフル出場もヒットを打てずにこういったところかな、四球を選んだのがかすかな救いですが流れ的に山口、藤原、岡が固まりつつあって荻野、角中がいて、吉井監督の言葉を信ずれば便利使いを避けるためのこちらも開幕二軍があるやもしれず、こと代走は小川が元気で今春はここまで守っていないと思いますが外野もいけるだけにさてどうする、そして平沢は絶体絶命です。
ところで中村奨は「レギュラーを取れるように」ってホントかよ、とっくに決まってんじゃねーの、と突っ込んでおきます。

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◆3月5日(火) DeNA−千葉ロッテ2回戦(ロッテ1勝1分、13時1分、横浜、11,173人)

▽バッテリー
千葉ロッテ 西野、ダイクストラ、二保、菊地—佐藤、松川
DeNA 大貫、佐々木、中川虎、堀岡、松本凌、石川—松尾、戸柱

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