練習試合で.360に出塁率も.484と目立ちまくっていた藤岡が、オープン戦の初戦で離脱です。
途中交代はままありましたが昨日は一打席でのそれにイヤな予感があって今日は欠場、左足裏の違和感とのことです。
右左が逆となった守りでの動きにこれまでとは違う箇所に負荷がかかってのものなのか、とにかく軽症であってくれよと願うしかありません。
内野シャッフルではキモとなる中村奨の体たらくに安田の消極的な姿勢は変わらず、茶谷と友杉の争いもともにポロポロやったりなかなか快音が聞かれず、唯一の希望と言いますか上手い感じに回っていたセカンド藤岡がここで長期離脱となると痛いどころの騒ぎでは無いでしょう。
どのぐらいで復帰できるのか開幕まで3週間あるため無理させることもなく、地元でのオープン戦はまず初日が雪マークもあって試合をやったとしても池田の出番かな、今日はせっかくのフル出場に惜しい打球はあっても目に見える結果を残せなかっただけに次こそはガツンとアピールしてください。
ところで怪我と言えば侍ジャパンの宗山が右肩甲骨骨折だそうで、合流前に練習試合で受けた死球が原因らしく代表チームでやってしまったわけではありませんがしかし治療に専念ではなく帯同したままってどうなのよ、ロッテとは縁が無さそうですが他球団のスカウトはきっと悲鳴を上げているでしょう。
泣きっ面に蜂
打線はまた零封負けです。
今日はポランコを二番に据えて超攻撃型とは聞こえがよいですがチャンスらしいチャンスは二回のみ、無死一塁で中村奨がせめて進塁打を打てていれば先制できただけに公式戦ではバント指示でなければ敗退行為と見做します、いやいや、そろそろ実戦モードでやってください。
四回には二死三塁で茶谷が打ち取られて七回の一死一塁は友杉がゲッツーを食らって、ショート争いも低空飛行となって頭が痛いです。
しかもDeNAとしては期待の面々であっても一軍での実績に欠く小園、中川颯に抑えられるという格好の練習台、はい、マリーンズアカデミーでした。
まあこんなもの
投げる順番として福岡での2戦目が濃厚のメルセデスは3回5安打1失点、与四球もありフェルナンデスみたくよくぞ1失点で切り抜けたと言ったところです。
元々がピシャリと抑えるタイプでもありませんし粘り強く持ち味を発揮したと言えなくもなく、まあこんなものでしょう。
ただ見た目としてダイクストラに劣ることで今後によっては取って代わられる可能性が無いわけでもなく、投げる順番としても入れ代わりに壁はありません。
四番手までは決まり、五番手は助っ人のどちらか、明後日に中森が投げれば六番手の最有力候補で美馬あたりがその後に絡んでくるか、そんな情勢です。
弟に軍配
東妻兄弟の対決ってあったっけ、と書いた途端の実現です。
プロ野球選手としても先輩ですし兄の貫禄を見せたかったところですがしかしツーベースを浴びてしまった東妻はおかしいな、江村対決のときは弟がボールくさいコースに手を出して兄に花を持たせたと聞いていたのに、なんて首を傾げていたかもしれません。
もっともあれは和田が捕らないと、これだとまた代走要員になってしまうとベンチが歯がゆい思いで見ていたのではないかと思います。
一軍半レベルが相手ではあっても三者連続奪三振の横山ははまると無双をどう安定的に力を維持できるようにしていけるか、分かりやすい課題です。
そして汚名返上したばかりの中村稔がまた豪快に転んでしまったのが残念すぎて、無死満塁でライトフライを藤原がストライク返球で二死にしてくれてそれで凌ぎきれば別の角度から評価も出来たのにど真ん中を被弾とはさすがにしんどい、かける言葉もありません。
そもそも登板機会としても登板間隔としてもあそこは坂本だったんじゃね、と別の不安が頭をもたげるのを抑えるのに必死でもあります。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 6 | 1 |
DeNA | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 3 | X | 5 | 11 | 0 |
◆3月6日(水) DeNA−千葉ロッテ3回戦(1勝1敗1分、13時1分、横浜、10,462人)
▽勝 中川颯 3試合2勝
▽敗 メルセデス 2試合2敗
▽本塁打 伊藤1号(中村稔)
▽バッテリー
千葉ロッテ メルセデス、八木、鈴木、横山、東妻、中村稔—田村、松川
DeNA 小園、中川颯、三嶋—松尾、伊藤