オーをゼロにしますか

何も考えずにチケット予約をするとこうなる、開幕早々に親子ゲームとなってしまいました。
鎌ケ谷が終わってZOZOマリンまで自転車野郎でギリギリ間に合ってよかった、そして佐々木朗が今日も零封で開幕から20イニング連続無失点での3連勝は高橋尚以来16年ぶりで球団史上2人目、1人目の木樽は全てリリーフでしたので先発としては球団史上初となります。
これは記録大好きニッカンの請け売りでどうあれ投げれば歴史に名を刻む、佐々木朗が投げる試合はロート製薬の看板がROHToからROHKiに変わりますが登録名もROKIからR0KIでよいのではないかと、ミスターゼロで勝利、防御率、奪三振の投手三冠をガッチリとキープです。
奪三振ショーを期待するも当てにいくようなバッティングにそこそこ飛ばされて藤原が大忙しでしたが2度のワイルドピッチでのピンチも凌いで、そのもたもた感に自らムチを入れたのか四回に160キロ台で押し込んで七回には自己最速の164キロとこれまでは初回に連発も以降は尻すぼみだったのとは違う姿を見せました。
ニッカンが煽った史上2人目の二桁奪三振での開幕3連勝を意識すれば88球であと2個で八回続投もあるかと思いましたが前回に100球超えだったことで回避したのでしょう、160キロ超が29球と京成電鉄が頭を抱えたであろう力の入れ具合も考えれば妥当な交代だったと思います。
ちなみに佐々木朗は茶谷と仲がよいのかそうでなかったらイジリすぎかな、前回に「無理かなと思った」で今回は「茶谷さんのときとは違って信じてました」ってこのシリーズを続けるなら続けるでそのためには一軍にいなければならないため茶谷には張り合いになるかもしれません。

劇場が過ぎるだろ

ここまでの起用からしてペルドモ、益田のリレーは予想どおりでしたが、肝を冷やすことになります。
ペルドモは不運な打球もあって1失点、そして益田がらしからぬフィールディングの拙さで先頭を出すと連打で無死満塁って劇場が過ぎます。
何とか内野ゴロの間の1失点で済んだのでコバマサ流に言えば仕事をしたことになるのでしょうが、ここまで6セーブはリーグトップですが右肩下がりに内容が悪くなって次あたりは決壊してしまいそう、澤村ももうひとつピリッとしませんし守護神がなかなか上手く回りません。

巡り合わせよし

打線をどういじってくるかと興味津々でしたが高部の合流が無ければ角中のスタメンはあり、しかしキャプテンのDHには驚きました。
これは少しずつハシゴを外すための一歩なのか体調面に不安でもあるのか、守らない中村奨を三番で起用する意図が読めずにもやもやです。
代わりにセカンドの小川は八回の打球は止めて欲しかったですが軽快な動きに九回はセカンド封殺したのが地味に大きかった、内野安打ではありましたが今季初ヒットも出ましたし明日はどうする、今日もほぼ内容ゼロでノーヒットだった中村奨の処遇に頭を抱えるベンチにも思えます。
佐々木朗だから負けを覚悟に今季初先発の武田、を打ちあぐねた打線は二回の無死二塁で安田、小川、佐藤都が凡退して先制できず、しかし四回にはその安田がヒットで小川が続いて佐藤都が先制タイムリースリーベースのガッツボーズでリベンジしたのは巡り合わせとして最高でした。
そして結果的に続く平沢のタイムリーがあってこその勝利で、なかなか率は上がりませんが出塁率は藤原に匹敵しますので九番としては大活躍です。
しかしその後にもう1点でも取っていれば楽に勝てたところが例によってあと一本が出ず、それでも代打を出さないのは今日の鎌ケ谷でもそうでしたから吉井ロッテとしてのポリシーっぽく、顔ぶれは変えるけれど試合としては固定主義、その信頼に応えて明日もワンチャンを逃さず点をもぎとりましょう。

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ソフトバンク 0 0 0 0 0 0 0 1 1 2 8 0
千葉ロッテ 0 0 0 3 0 0 0 0 X 3 7 0

◆4月21日(金) 千葉ロッテ−ソフトバンク4回戦(ソフトバンク3勝1敗、18時、ZOZOマリン、24,319人)
▽勝 佐々木朗 3試合3勝
▽S 益田 7試合6S
▽敗 武田 1試合1敗

▽バッテリー
千葉ロッテ 佐々木朗、ペルドモ、益田—佐藤都
ソフトバンク 武田、田浦、板東、古川—甲斐、海野

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