佐々木朗が初失点

それがニュースになるぐらいに注目をされているのでしょうが、まだ道半ばにも至らない19歳には酷な話ではあります。
今日は指に引っ掛かったようなボールが目立ちコントロールに苦しんだ、と言いますかストライクとボールがはっきりしていたことで打者は狙いやすかったのではないかと、ただそれにしても40球を投じてボール球が多かったとは言っても振ったときには全て当たっていた、つまりは空振りゼロが気にはなります。
前回の12球でも空振りはビシエドへの1球だけでしたのでこのあたりをどう評価するか、MAX154キロとただ速いだけではプロでは通用しないことが本人が何度も口にしていたらしい「試合で」分かったことを大きな収穫に、二軍でみっちり実戦を積んで課題を克服していきましょう。

小野が締めくくり

二番手の鈴木は開幕カードに向けて順調のようで、中4日で投げなければなりませんので短めでしたがいい終わり方だったのではないかと思います。
唐川が捕まったのは出足とは裏腹にここのところピリッとしないのに不安が無いわけではなく、それでも開幕後によーいドンで失点を重ねるようなことがあればヤバいでしょうがそうでなければこの程度で揺らぐほどぽっと出でもないわけで、そこはあまり心配していません。
そしてハーマン、益田に続いて先日と同じく八回ながらも最後を締めくくったのが小野なのはどういう意図なのか、さすがに守護神を任せるわけではないでしょうから勝利の方程式の一員を目指す上での動機付けなのかもしれず、いつか公式戦でもそこで投げられるよう頑張ってください。

重役出勤かよ

打線はここにきて安田を四番に戻して山口は五番、開幕オーダーがどうなるかが見えなくなってきました。
そしてどうやら小川は治療優先、であれば靱帯損傷などの大事ではないと思いたいですがそこはロッテですので安心はできず、いずれにせよ開幕一軍からは外れるようで無理をさせる必要はありませんので残念ではありますが仕方なし、しかしそれで開幕ショートが鳥谷になったら笑うしかありません。
記者の受け取り方があるにせよ、「(平沢)大河に関してはここ何試合か良くないですけど、鳥谷に関しては非常にいま調子がいいです。(藤岡)裕大もそんなに調子も上がってきてないですし、開幕スタートって可能性もあるかなと思ってます」とは井口監督、これではマネジメント放棄も同然です。
まるで延々2時間やってきたクイズ番組の最終問題が1万点のようで重役出勤かよと、もしそれで鳥谷が5打数5安打だろうが自分は評価しません。
調子の良し悪しでの起用は賛成ですがそれであれば中村奨だって俎上に上げなければならないはず、それをしないのであればただの好き嫌いと断じます。
そんな中で奇しくも同い年の岡、吉田にそれぞれ一本が、吉田は長打力をアピールする一発をかましたのが喜ばしく、実力で積み上げての一軍は決まりです。

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DeNA 0 2 0 0 3 0 0 0 X 5 8 0

◆3月23日(火) DeNA−千葉ロッテ4回戦(2勝2敗、14時、横浜、分からん)
▽勝 大貫 3試合1勝
▽敗 佐々木朗 2試合1敗
▽本塁打 吉田2号(石田)

▽バッテリー
千葉ロッテ 佐々木朗、鈴木、唐川、ハーマン、益田、小野—田村、吉田
DeNA 大貫、砂田、山崎、石田、三嶋—嶺井、山本、戸柱

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