朗希、ラストイヤーだってよ

しつこくこのパターンでいきます。
意外にも週明けを待たずに佐々木朗の記者会見があって、そこは人それぞれでしょうが自分は2024年のシーズンでロッテを去るだろうと受け取りました。
飛ばしと思われたスポニチが実は真を突いていて、そのスポニチが今日にそう報じたからではありません。
映像を見ていないためその表情では判断できず、伝えられた一問一答は例によって記者の突っ込みが甘すぎますがそれによるものです。
あくまで自分としての考えでトランキライザー的に敢えて悲観的になっているのもありますが、哀しいかなその手のものの的中率は高いです。

まずは2024年をしっかり

ファンに対する言葉が無かった、と散々に批判された山川のそれを反面教師としたのか、冒頭にロッテファンへの声掛けがあったのはよかったと思います。
以降のやりとりは上っ面でしかなくこれが全てであれば数分で終わったのかな、詳細は差し控える、とほぼ同じ程度の内容でしかありませんでした。
メジャーへの思いよりもロッテファンが知りたいのは渡米の時期で、まずは2024年のシーズンをしっかり、この言葉に尽きます。
想像するに無条件ではないにしても割と低目のハードルで2024年オフのポスティングを認めることで合意したのではないかと、その条件などの有無は答えられずとも聞くぐらいすればいいのに、もし球団がきっぱりと2026年オフまでは認めないとしていればこの発言にはならないでしょう。

どのタイミングかは分からない

そのあたりは松本球団本部長の歯切れも悪くどのタイミングかは分からない、暗に2024年オフがあると認めているようにも思えます。
ワガママとかごねるとかじゃない、と佐々木朗をかばうコメントもファンの朗希離れを防いでラストイヤーで商売をするためだろうと思ったりもして、自分の悪い予想が当たってしまえばその腰砕けに怒りしかありませんが、現時点での佐々木朗を守る姿勢はきっと正しいのでしょう。
これまで以上に佐々木朗グッズのラインアップが充実したら、それは閉店前の大商いとしてひとつの目安にもなりそうです。

現場は大変だ

何らかの条件が設定されていれば、それを共有する現場は大変です。
おそらく勝ち星とか優勝とか佐々木朗だけでどうこうなるものではなく、ハードルは登板数やイニング数になっているだろうと思います。
それも規定投球回ではなく100回程度とよほでなければクリアできるもので、もちろんとてつもなく物足りなくはありますが今季のように防御率が1点台であれば通算でも1点台で実力を示したことにもなり、二刀流の大谷はさておきやはり1点台のダルビッシュ、山本と並んで大義名分にもなるでしょう。
そうなると佐々木朗としてはとにかく長いイニングを投げたがって本来であれば代えたい場面で代えられない、あるいは休ませたいところで休ませられない、なんてことになるかもしれず、そこでベンチと感情の行き違いが出てしまいそうな気がします。

まだ一山ありそう

そんな両者の大人を装った会見で静かに最後までいけばいいのですが、背後にいる人たちが黙っていられないかもしれません。
早ければ開幕前にも「かく語る、2024年オフのポスティングを勝ち取った舞台裏」なんて記事が出そうな、もしほぼ2024年オフが決まりであれば佐々木朗にとって迷惑でしかないにしても、いわゆる関係者にとっては功名心と、そして次の顧客を見つけ出すための大きなアピールとなります。

最後のご奉公?

もう一つのバロメーターと言いますか、石垣島での佐々木朗のファンサービスの度合いで合意内容が見えてきそうです。
ルーキーイヤーのような厳戒態勢になるとの報道もありましたが、もしラストイヤーであれば球団としても佐々木朗としても最後のご奉公でもないですが積極的なファンサービスとなりそうな、今春もサインを書きまくっていたと聞きましたが佐々木朗は今オフのポスティングを意識してのものだったのかもしれません。
どちらがよいかと問われればもちろん後者で、でも佐々木朗とは相性が悪いからなぁ、正面で目が合ってもスルーされたからなぁ、そんな石垣島はもうすぐです。

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