小島火だるま

連勝が止まった次の大事な試合に、小島がまさかの火だるまです。
小島としては初回の先制タイムリーは捕ってくれよと思ったかもしれませんし三回のつるべ打ちはポランコのいくつかがあって言い訳をしたくもなるでしょうが、しかし追い付いてもらった直後の大炎上は詰まった打球やコースヒットがあったにしてもそれで減免できるものではありません。
前回登板も悪コンディションではあれ5回3失点でしたし被弾が続くなど停滞気味でもあっての大炸裂は三回を一死も取れず12安打11失点はキャリアワースト、イニング途中での交代ではマウンドに向かう吉井監督も途中で二保にボールを渡して小島とは接触せず、試合後は冷静なコメントですがあの場で小島と言葉を交わしたら超絶叱咤しそうでそれを避けたのか、真相は藪の中で明らかになることは無いにしても知りたい、そんな意味深なシーンでした。

90番台トリオ

二保、吉田の炎上は「猛爆の翌日は沈黙」のための深慮遠謀、とでも思うしかありません。
きっちりと小島が残した走者をクリーンアップした二保はもういいでしょ、これぐらいであれば菊地、高野脩をそのまま置いておけばよかったですし今日に鎌ケ谷で投げた八木だっていけそう、申し訳ないですが34歳で上がり目の無い二保に投資する理由が見当たらないです。
吉田もスライダーが決まらない以前に制球がままならず苦し紛れを痛打されてこれではきつい、澤田は契約で揉めがちだったのを嫌がられての解雇だろう考えていてしかし吉田のこれを見るとこちらは戦力として見限られたそのままに、せめてスライダーを制御できなければ生き残るのは難しいと言わざるを得ません。
既に11点ビハインドでその吉田が三番手でもよかったのに国吉を挟んだのは91、92、93で遊びたかったのか、なんて思ったりもします。

せっかくの流れが・・・

打撃陣はもうこうなってしまうとどうにもならぬ、四回以降はポランコのツーベースのみの無抵抗状態でした。
ただこの展開であれば和田なりに打席を与えた方がよかったような、小川か友杉に代えての茶谷だってあってよかった、こういうときに使わずにここぞで結果を残せと言われてもいやいや待ってくれ、そりゃ酷だろ、ポランコのヒットにさしたる意味も感じません。
さておき三回に追い付いたところまでは引っくり返せそうな流れだったのになぁ、最後は三振に倒れましたが二回は満塁で友杉がファールで粘ってフルカウントまで持ち込んで、三回はやはりファールで粘った小川が四球をもぎ取って犠牲フライ、タイムリーで追い付いて、しかしその裏で野手の息の根が止まりました。
めげずに明日も粘りいたぶってくれ、今日に関しては野手ではなく投手の自滅で気持ちを切り替えて明日に臨んでください。

サードは無理

交流戦ビジターは難しい、小島を引っ張りまくったのもそうですし、早々と中村奨を代えたのも二番手を長く投げさせるために打席が回ってくるのを先にするためだったのでしょうが、もっともこの点差であればそこを気にしてどうするのって思ったりもします。
これが無様な守備を繰り返した中村奨への怒りが本音だったらそれはそれでありですが、どうだろう、中村奨に対してだけではありませんが宮本がこんな指摘をしていてまさにそれ、グラブの下をボールがすり抜けて友杉がフォローしたなんてのもあってやっぱサードは任せられません。
不慣れがあるにしてもサードの経験が無いわけでもなくそもそも打球に対する姿勢の問題で、今季はもう無理ですがファーストなり外野なりも考えていかないと、これが来季にGG賞を獲れるぐらいになったら土下座しますがそれを想像すらできないぐらいに動きが悪い、打球が飛んだら常にヒヤッとします。

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◆6月4日(火) 巨人−千葉ロッテ1回戦(巨人1勝、18時、東京ドーム、41,492人)
▽勝 山崎伊 10試合5勝1敗
▽敗 小島 10試合4勝4敗
▽本塁打 ヘルナンデス2号(小島)

▽バッテリー
千葉ロッテ 小島、二保、国吉、吉田—佐藤、柿沼
巨人 山崎伊、平内、ケラー—岸田、大城卓

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