初回にワンツーパンチ

3試合連続の初回先制で主導権を握って競るも逃げ切り勝ち、最後は強めの雨に濡れて行き帰りも散々でしたが、汗かきべそかき歩いていきましょう。
昨季に地元でしてやられたソフトバンクに今季は圧倒的に打ちのめして、カード初戦の勝ちは大きいです。
明日がプロ初先発の中森だけになおさらに、先勝で「勝てばもうけもの」と気楽に臨めばいいことがあるはず、足元にまとわりつく鷹を蹴落としたいものです。

2ヶ月ぶり勝利

メルセデスが6回3安打2失点で2ヶ月ちょっとぶりの白星です。
先制してもらった直後に二死からの四球、同点被弾と点の取られ方は悪かったですが、それ以外はほぼ危なげの無いピッチングでした。
自ら牽制で誘い出したり田村が刺したり、バッテリーの共同作業もよかったです。
ピッチングとしてはいつもどおりにテンポよくポンポンと投げ込んでストレートに力があったのとスライダーとともに低目に集めることができていて、そして真ん中を出塁はおろか一度の出塁も許さなかったのがよし、見た目に分かりやすい好投でした。
それだけに六回をさくっと抑えての89球で交代がどうにもこうにも、白星のためには少しでも長いイニングをと考えていただけにビックリです。
今季最多が106球で巨人時代にこのあたりの球数が壁と言われていただけに分からなくもありませんが、週初に好投する先発を六回で代えたのが引っ掛かります。
継いだ投げる清田こと澤田が先頭に打たれるも後続を断って、坂本は左打者に.181で右打者が.344の数字どおりでイニング途中の交代は仕方なくもありました。
そしてペルドモが満塁のピンチを作ってありがとうデスパイネ、もっとも現地でも疑問でしたが帰って映像を見てみれば近藤で終わっていた八回です。
益田は勝ったと思ったゴロをスローイングし損なってカウントを悪くして雨で決壊するかと思ったよ、最後の一球は見事でした。

真ん中だけ

打線は真ん中しか仕事ができませんでした。
スチュワートにはやられた記憶が無いため何とかなるかと思っていましたが邪飛2つで始まってどうなることかと、そこからの先制劇です。
4球で3安打猛打賞、二年連続二桁アーチの中村奨は打球方向がいいかな、外のボールをああいった打ち方ができれば上がってくるかもしれません。
ただ4打席目にいつもの淡泊な三振がその期待を揺らがせて、今月はそこそこの率ですがまだ信用しきれないのが正直なところです。
ポランコは叩くと言うよりは拾ったようなスイングであそこまで飛ぶのですからやはり助っ人、貴重な追加点も叩き出して四番の仕事をしてくれました。
おそらく30発に届かないホームランダービーに5本差は単純計算でギリギリ20本台だけに難しくはあれど、まとめ打ちがあるだけに可能性に賭けたくあります。
ところでショート茶谷って何なんだろう、起用してくれるのは喜ばしいものの藤岡、友杉の併用がそこそこ上手くいっているわけで三つ巴にする必要があるのかその意図があるのか、交互ですら疲労を考慮して二人を休ませたのか、休ませたい選手は他にいます。
その茶谷は控えにしておくにはもったいない肩と瞬発力を魅せて、バットが湿ったのは残念でしたがキャリアハイのシーズンをめげずに頑張っていきましょう。

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ソフトバンク 0 2 0 0 0 0 0 1 0 3 6 0
千葉ロッテ 2 0 1 0 2 0 0 0 X 5 5 1

◆8月22日(火) 千葉ロッテ−ソフトバンク17回戦(ロッテ10勝6敗1分、18時、ZOZOマリン、23,470人)
▽勝 メルセデス 18試合4勝6敗1S
▽S 益田 47試合2勝3敗32S
▽敗 スチュワート 8試合2勝4敗
▽本塁打 ポランコ16号(スチュワート)、栗原13号(メルセデス)、中村奨10号(スチュワート)、野村大1号(坂本)

▽バッテリー
千葉ロッテ メルセデス、澤田、坂本、ペルドモ、益田—田村
ソフトバンク スチュワート、武田、大津—甲斐、嶺井

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