ドラフトから一夜明けて、いや、その当日からあれこれ巷には評価があふれかえっています。
それが編成的にという観点であればよいのですが例えば宗山を獲った楽天はそれだけで大成功みたいな短絡的なものもあって、点数付けをしてランク分けなんかもそう、これなんて1点刻みで細かく分析しているように見えながら「社会人のショートを2人も獲得したのが疑問」って誰のことだろう、宮崎はセカンドで立松はファーストと認識していますが元ヤクルト編成部長は素人とは違った情報を握っているのかもしれません。
リューセイ戦争
そのうちの一人、宮崎は意気軒昂です。
新人王、トリプルスリーとゴールデン・グラブと夢は大きく、どれか1つでも実現すれば自分なんかもそうですが藤田や今朝丸らをスルーしてまで2巡目で獲る必要があったのか、もう少し下位でも獲れたんじゃないか、との雑音をシャットアウトできるでしょう。
大山に入札して阪神ファンに「なぜ佐々木じゃないんだ」と散々に叩かれた金本監督はすぐに名誉挽回して、吉井監督もそうあって欲しいです。
打撃を評価とのことで小川にしても友杉にしても小柄は非力というステレオタイプにどっぷりを払拭する存在になってくれよと、90キロに増量して軽快な守備、脚力が維持できているのかが気にはなりますがそれもまず実際の動きを見てから、二遊間に一石を投じるリューセイ戦争勃発を期待します。
調査書は?
Yahoo!ニュースのトップにくるなどもう一人の立松の態度保留はそれほど昨今のドラフトでは珍しいということで、大卒社会人の4年目で来季は実質27歳は和田と同級生と考えると躊躇する気持ちも分からないでもなく、野球部を引退した後も日本生命という大企業でよほどが無ければ終身雇用が約束されているはずです。
一年目から一軍に定着できないとあっと言う間に30代、これが上位指名ならまだしも6巡目であればさくっと切られる可能性は高いです。
よって少しでも迷いがあるなら止めた方がよい、ファンとしては編成部が選んだのだから入団して欲しくはあっても無責任なことは言えません。
せっかく例年より多い6人目がそうなったら残念ですが、てか、調査書はロッテだけという報道があってそれにどう返信したんだろう、もしプロ入りの意思が無ければその旨を記載するかそもそも返信しないか、どういった反応でそれを球団がどう判断して指名したのかが引っ掛かります。
ところで地元が千葉、は柏リトルリニアに所属していて出身は長野県みたいですがその後に引っ越したのか、であれば準地元選手です。
誰だったんだろう
会議を長々と中断させたオリックスは指名できない選手を指名しようとしたらしく、それが誰かは謎のままです。
憶測が飛び交っていますがさすがに志望届を提出していない高校生、大学生は考えづらく、中退した選手の年数が足りなかったのか、社会人の投手はOKが出ていないと1チーム1人までの制約があったような、いずれにしても事務局が却下すればいいだけで20分も協議した理由が分かりません。
真相は何らかの枷が外れて指名したときに「実はあのときは」となるのか10年後ぐらいに時効だと話がこぼれ出すのか、しばらくは話題になりそうです。