小島で決まり

開幕投手は小島で決まりました。
昨季の実績としても大本命でしたし今日も3回をパーフェクトで当然でしょう、左のエースから左を取るための大事なシーズンです。
その今日は捉えられた打球が無かったわけではなくボール先行にもなりましたが、ヒヤリとしたのはコルデロの折れたバットが飛んできたシーンぐらいでした。
与四球もゼロでしたが奪三振ゼロは球数を減らす、長いイニングを投げるにはそれほど悪くもないかなと、追い込んだらもちろん当てられないに越したことはありませんが早いカウントから自らの土俵で打ち取るのが最良、180イニングだって夢ではありません。
二番手の種市も2回零封は小島よりもストレートがばらけてしかし四球は1つだけで球数は多めだけどそれで崩れず悪くはない種市で、こちらも球数が少ないに越したことはありませんがこと種市はそこを意識すると持ち味が失われそうで、適度に荒れるストレートにフォークのコンビネーションの今日のスタイルでよいです。
ちなみに種市ではなく小島が志願のスライド登板とは実況、自らが背負った背番号15の與座とのインタビューで面映ゆいではなく歯がゆいとは松沼兄でした。

唐川・・・

一方で唐川が躓きました。
西川に浴びたタイムリーを除けばコースヒットで打ち込まれたというほどではないにしても、その打たれた顔ぶれを見れば苦しいです。
追い込んでから簡単に運ばれたりあっさりと歩かせたりベテランらしからぬピッチングで、そもそも先発転向が疑問ではあるのですが今日のピッチングを見れば短いイニングでもどうだろう、逆に言えばその短いイニングでねじ伏せることができないとの判断で消去法での先発なのかもしれません。
中森はややゾーンにまとめすぎにも思いましたが甘めのコースでも詰まっていたのは見た目より球威があるのか、唐川より間違いなく上です。
吉井監督が開幕カードに上から3人、小島→種市→佐々木と明らかにしたことで次のカードは西野→メルセデス→中森が現在地点か、もちろんまだ開幕まで一ヶ月弱あるためどうなるかは分かりませんが15勝を目指す中森には開幕ローテ入りは必須、ここまでは順調です。

その調子だ、山口

打てないかと思えば打っても点が入らない、四国に上陸しても打線に変わりはありません。
初回に4安打を集めながらもいずれもシングルで僅かに1得点、そうこうしているうちにヒットが出なくなって五回以降は山口の2安打のみでした。
その山口は右に強い打球が打てているのがよさげで、引っ張ったツーベースもアンダースローに体勢を崩されながら上手く巻き込むようなスイングで自信にもなったでしょう、いずれも合わせるのではなく強くスイングして3安打猛打賞という数字以上の内容があったと思います。
逆に合わせるようなバッティングになってしまっているのが高部で状態が上がってこず、荻野らが合流する前に足場を固めたかったですが厳しさが増します。

反り返る

藤原は聞いていたとおりに右足を上げなくなっていました。
石垣島では普通に上げていたのにどのタイミングで変えたんだろう、すり足というわけでもなく構えたところからつま先を起点に右足が反り返るような動きでよって見逃しのときのヒッチも無くなって、あれが安定感の欠如の原因と考えていたためよい変化だと考えます。
なかなか打球が上がりませんが新フォームが馴染んでくればそのうちに長打も出るでしょう、安田みたいな旅立ちの一歩でないことを心から願います。

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◆3月2日(土) 西武−千葉ロッテ1回戦(西武1勝、13時、春野、不明)
▽勝 本田 1試合1勝
▽S 豆田 1試合1S
▽敗 唐川 1試合1敗

▽バッテリー
千葉ロッテ 小島、種市、唐川、中森—佐藤、松川
西武 今井、與座、渡邊、本田、佐藤隼、豆田—古賀、古市

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