やっと勝ったよ

やっと楽天以外のパシフィックに勝ちました。
勝ち負けはさして関係ない練習試合ではあっても負け続けるのはモチベーションとしてはきついわけで、ほっとひと息です。
もっとも内容的にはどうだろう、一線級を攻略したわけではありませんしミスに付け込んだのはよいとしても上位はミスをしてくれない、これからです。
これでチームは明後日に横浜、そして週末には地元に帰ってきていい加減にエンジンをかけてもらいましょう。

朗希まだまだ

佐々木は二度目の登板を2回2安打1失点、本人は「あれじゃまだダメ」と言いながらも「感覚自体は徐々に良くなってるとは思ってる」は手応えなのか強がりなのか、自分としては映像でしかないため空気感が分からないことで何とも言えないところはありますが内容があったとは思えませんでした。
暴れていたとのコメントどおりに全体的にボールが高め、かつシュート回転していてストレートを制御できず、変化球も思ったところに投げられていたようには見えず、力弱く一塁側に小さく倒れるフォロースルーはあんなでしたっけ、そこがちょっと気にはなります。
開幕3試合目の先発が決まってそこまでまだ一ヶ月弱、実戦で投げるのが2度とすると次は3イニングもしくは60球程度でどれぐらい調子を上げてこれるか、身から出た錆ではあれど妙な注目もされますし結果を残せなければそれ見たことかとそのプレッシャーとの戦いが続きます。

悲喜こもごも

二番手以降は西村、澤田、国吉、吉田、鈴木、横山、中村稔でした。
西村は歩かせてしまいましたが全体的にはまとまっていてストレート、変化球ともに仕上がっていそう、澤田も力強さがあって現時点での問題は感じられず、一方で国吉はボールが浮いてちょっとあれでは一軍は厳しい、吉田もばらけていたのとストレートに球威がなさげだったのが心配です。
横山はまあ正直なところあんなものかな、最後の一球は見事でしたがイニングの間の乱高下があって安定せずクローザーはまだ遠そうです。
鈴木にも似たような感じで無駄な四球はあれど走者を背負って浮き足立たなかったのはよかった、もっとも得点差を考えればそうあってもらわねば困るわけで、そして同じ中継ぎ左腕のポジションを競う中村稔が前回の躓きから立ち直りのきっかけとなる三者凡退が投手陣では一番の収穫でした。
同じく躓き仲間の坂本、菊地は横浜で投げるのかな、もしかしたら教育リーグに回されたのかもしれませんが例によって情報がありません。

贅沢は言ってらんねー

打線は評価が難しい、力が落ちる投手に嵩に懸かるのはお家芸で見事な逆転勝ちではありましたがボー、松本を攻略できませんでした。
舐めたパフォーマンスのヤンは2Aがメインだった投手ですし糸川は7巡目のルーキー、レギュラーシーズンで対するとは限りません。
山口が叩いてマルチだったのが心強いですが昨春のことがあるだけにそこはまったりと、前日のことがあるため信じていいかは微妙ですが実況曰く大谷スタイルらしい足の上げ方に変えたのは実戦に入ってからの藤原もスイングはできていて、山口と同期二人の三番四番は夢があります。
一方で安田がなぁ、トータルではそこそこ打ってはいるのですがパワーが感じられず、開幕にソトが間に合えばスタメン落ちもありえます。
はい、その安田よりも調子が上がらない中村奨はしかしスタメン起用がずっと続いて余程でなければ外されることは無いでしょう。
捕手陣は相手野手の拙い動きがあったにせよ佐藤が捉えてマルチで三人の争いがどうなるか、そもそも吉井監督の評価基準が見えてきません。
里崎ロジックで打てる捕手を重用するのか守りとリードを優先するのか、帯に短したすきに長しの現状から先発との相性で組み合わせるのか、これといった決め手に欠く面々だけに今日も佐々木に松川でしたし当面は使い回していくようにも思いますが田村の元気の無さが引っ掛かります。
とにもかくにも贅沢を言っていられる状況でもないためシンプルに勝ったことを、抑えた投手陣に応えて引っくり返したことを喜ぶことにします。

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西武 1 0 0 0 0 0 0 1 0 2 7 1

◆3月3日(日) 西武−千葉ロッテ2回戦(1勝1敗、12時、春野、不明)
▽勝 吉田 3試合1勝
▽敗 ヤン 2試合1敗

▽バッテリー
千葉ロッテ 佐々木、西村、澤田、国吉、吉田、鈴木、横山、中村稔—松川、田村
西武 ボー、松本、ヤン、糸川、甲斐野、田村—炭谷、古賀

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