さくっと動き出す

シーズンオフのブロガーには喜ばしくネタが相次いで、しかしそれに種市美馬の通信簿が押し出されてアクセス数が伸びないのが哀しい、痛し痒しです。
それはさておきまるで球界に対するゴングが鳴り響いたかのような中田のオプトアウト権行使は報知だけが微妙なニュアンスで報じましたが球団の正式発表で観念したか、権利なので「その思いをくみ」は関係ないだろ、商売を画策していたのにって悔しさが見て取れます。
そして今日のトライアウトで戦力外通告をされた選手への交渉が解禁されて、でも中田ってどういう扱いなのか、来月初の保留者名簿から外れるのがスタートであればそこまでに水面下という名のタンパリングになると思われ、争奪戦となるかまさかのセルフ戦力外となるか、楽しませてもらいましょう。

トライアウトは

さてトライアウトは多和田ら過去の選手も含めて参加は58人、かつてよりかなり減っていますがここ数年では多い方かもしれません。
もっとも現実的にはユニフォームを脱ぐ踏ん切り、儀式と化しているのが実際のところで、採用率は限りなくゼロに近いです。
つまりは参加をしたら終わったも同然、声がかかる選手は既に声がかかって直前で取り止めた鍬原はいい話があったのかもしれません。
そういう意味では高山あたりはやっぱりなって感じですが吉田凌、高橋純、立野はファンが思うほどにプロの評価が高くないということなのか、過去の実績だったりドラフトでの重複だったりとそんなもので飯は食えない、このまま消えていくのであればやはり厳しい世界です。
一方で中日が中島、上林、山本、育成枠で板山を獲得と報じられて、中島には代打の切り札ってことで中田との被りは無いとアピールしていますが保険の意味合いもありそうな、明日以降も森やら嘉弥真やら増田やらソフトバンク組を中心に再就職先が決まっていくのでしょう。

西川・・・

ロッテからの参加は佐藤奨、土居、谷川、速水、福田、そして西川でした。
宮崎に行かなかったことで佐藤奨、土居、谷川のシンプルなリリースは分かっていたことですが谷川が残念すぎて、捕手としての経験をあまり積めなかったのは出番を求めて、またチーム事情を鑑みて外野をメインにプレーしたことによるもので、もう1~2年は見てあげたかったです。
このオフに寺地、富山を獲ったのがあるにしてもドラフトと宮崎の前後関係からして、捕手として見限られたらもう要らないに哀しさが募ります。
対してその宮崎でかなり起用された西川が意外すぎて育成枠での再契約の打診が無かったとも思えず、支配下にこだわったのか、これも変な話ですがトライアウトに参加しなければどういった形であれ球団に残れるケースがほとんどで、逆に参加したらオサラバの昨今にこの決断には驚きました。
他所から話が無かったら元の鞘に収まるということにはならなさそうで、高校1年生のときから推していた西川だけにそうなったらショックすぎます。
もしかしたら参加者で最高年俸かもしれない福田もどうなるか、故障癖のあるベテランには急に寒くなった今日このごろが身に凍むのではないかと思います。

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