今季はシーズンクーポンがちゃらになったためにそもそもの観戦数が激減していますし、撮影ができるようなポジションは数えるほどです。
そんな大事な日に限って雨が降るのは勘弁して欲しいのですが先日も小島が先発だったような、とにかく雨が多いシーズンです。
しかも月初までは10月とは思えない陽気だったものがここ数日で一気に本来に戻ってしまいとにかく寒かった、プレーをする選手たちも大変でしょうし、もう慣れっこになりつつありますが僅か2安打で常にノーノーを心配しなければならない試合に見ているこちらも身も心も凍えそうな完封負けでした。
円陣に効果無し
一回りしたぐらいでの円陣でどういった指示が出されたのか、しかしその前後で何かが変わったようには見えませんでした。
岸のストレートは140キロ前後ながらもチェンジアップとカーブで完全にタイミングを狂わされて、そのストレートに振り遅れる始末です。
岸、あるいはリードした下妻が上手かったと言ってしまえばそれまでですが、ストレートを待っているのか緩いボールに狙いを定めたのかも分からないままにくるくると13三振、チーム打率で2分以上も差があってかつ被弾しまくればこの対戦成績も当たり前なのでしょう。
それでいて6点ビハインドでも井口監督が主力と認める面々を除けば打席は無く、まるでこれ以上の結果を残されると復帰の妨げになるとばかりに二打席しか与えられない西巻に代打のお約束は何なのか、野手では三木、鳥谷、荻野、清田が二軍に合流したようですから昇格組のろうそくの灯火は消える寸前です。
積極的ではあったが
小島はピッチングとしてはいつもと同じ、むしろ出来のいい部類だったように思いますが、自らの守りで崩れました。
二回の無死一二塁でのバント、六回の一死二三塁でのスクイズ、いずれも積極的なプレーでまた際どくもありましたが、送球もグラブトスもやや逸れてしまい結果的にはこれを起点に全失点ですから本人は悔やんでいるでしょう、しかしその積極さは責められません。
サードへの送球は捕球から投げるまでの過程で体がやや前のめりになったのが理由か左に流れてこれが正面であれば間に合ったと思われ、その後のセカンドでのタッチプレーと併せて寒空に身を震わせるぐらいに時間をかけてのリクエストでしたから紙一重な判定でした。
グラブトスはあれが精一杯だったでしょう、こちらは逆にもう少し左であれば走者と重ならずに少なくとも2点目のホームインは無かったはずです。
これも1点を失うことを恐れて大量失点のパターンではないかと、貧打線が投手陣の心を蝕んでいっているように思えてなりません。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
楽天 | 0 | 4 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 6 | 10 | 0 |
千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 |
◆10月15日(木) 千葉ロッテ−楽天21回戦(楽天14勝7敗、18時、ZOZOマリン、9,044人)
▽勝 岸 8試合4勝
▽敗 小島 17試合7勝7敗
▽バッテリー
千葉ロッテ 小島、フローレス—田村、佐藤
楽天 岸—下妻