弱い

あっさりカード負け越しとなりました。
連勝して貯金を作って上位叩きと意気込んだもののその連勝は弱い者イジメをしただけで、哀しいかな実力どおりの結果なのでしょう。
上から目線で対されているようで当たり前のようにスイープを狙って月間MVPの伊藤には絶望しかなく、ここは小島の奮投に期待するしかありません。

攻撃時間が短けーよ

しかし小島がいくら奮投しても打線が伊藤から点を取れなければどうにもならず、今日はさくっと零封負けでした。
しかも僅かに3安打で粘ることすらできず、加藤貴は7回で僅かに79球、前回に続いての完封勝利も余裕の展開でしたが3点のリードがあれば加藤貴を続投させるまでもない、と言わんばかりに継投に入ってそして河野、田中正に完璧に抑えられて新庄監督の思う壺です。
ロッテがアプローチしたかも分かりませんししたとして加藤貴が検討したかも不明ですが、今季の2勝はいずれもロッテ戦で味方にするよりは敵にした方がよい、正解ですな、それにしたってもうちょっと抵抗して欲しかったですが加藤貴がよいと言うよりはロッテ打線がしょぼすぎました。
そんな打撃陣なのに調子が落ちていて左腕を不得手にしているポランコを外すのはまだしもソトまでってのは理解しがたく、足首の状態が悪化したのかと心配してみれば「足の状態が悪くはないが、休ませた方がいいかなと」とは吉井監督、余裕綽々です。
そうなれば昨日に左腕だからと代打を出して早々に引っ込めた角中を使うはずもなく、代わりに四番に抜擢した石川慎が不発で佐藤の連続試合安打も止まってしまい、今日は早めにバントを指示するも得点には結び付かず、絵に描いたような八方塞がりです。
これを苦手で片付けられたら北広島まで足を運んだロッテファンはたまらんでしょう、8割ぐらいは相手の攻撃時間の体感で箸にも棒にもかかりませんでした。

不憫大王炸裂

そしてメルセデスがまた見殺しにされました。
ここまで勝てはしませんでしたが負けることもなく、しかし今日でそれも終わり、今季初黒星です。
それでも6回2失点は誰が責められよう、初めての複数失点ですが4安打1四球で8奪三振は普通に勝てるピッチングでした。
序盤に相手はしっかりとバントをしてきてのタイムリーとあれだけ警戒しての二盗、無警戒の三盗、スクイズ失敗がありながらも犠牲フライを打たれるという点の取られ方があれではありましたが、メルセデスはきっちりと仕事をして査定は白星と同等でなければ嘘でしょう。
何だかなぁ、確かに今日も内容に比して球数が多めでしたがテンポが悪いわけでもなく、それでいて6試合で6点しか援護をもらえない不憫大王炸裂です。
さすがに今日は吉井監督も「CCは頑張ったと思います」ってそりゃそうよ、あと今日も田宮にやられすぎ、チーム戦略部が無能なのかデータを活かした野球ができない現場がだらしないのか、ともあれプロ志望届を提出したマリーンズジュニアはとにかく獲るドラフトとしてください。

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日本ハム 0 0 1 0 0 1 1 0 X 3 7 1

◆5月11日(土) 日本ハム−千葉ロッテ8回戦(日本ハム7勝1敗、14時、エスコンフィールド、30,102人)
▽勝 加藤貴 7試合2勝4敗
▽S 田中正 15試合1勝9S
▽敗 メルセデス 6試合1敗

▽バッテリー
千葉ロッテ メルセデス、坂本、澤田—佐藤
日本ハム 加藤貴、河野、田中正—田宮

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