ロッテには対岸の火事でしかないのですが、海の向こうが騒がしいです。
その最たるものが一平問題でそもそも通訳が「一平さん」とかマスコミやSNS界隈で呼ばれて持ち上げられたりもしていたのが違和感だったりもして、違法賭博の胴元が巨額のツケを認めた理由に「なぜならイッペイはオオタニの親友だからだ」ともう通訳の存在を超えていたのが地獄の一丁目でした。
もちろん結果的に引っ張り上げる形となってしまった大谷が悪いわけではなく、ただこの事件が「窃盗」で片付けられるのであればこれまた違和感です。
送り迎えなどもしていたらしく秘書的な側面もあったようで必要経費として自由にできるお金があってもおかしくはありませんがせいぜい1万ドル単位で多くても10万ドル単位、今回の100万ドル単位の送金を大谷が知らないうちにやっていた、やれていたとはにわかには信じられません。
送金に際してこれだけ巨額であれば二段階承認や結果メールの送信などがあったと思われ、もし本当に大谷が知らなかったとすれば脇が甘すぎます。
現時点では安倍の秘書が勝手に安倍の口座から金を引き出したことがありえる、となったように司直もメジャーリーグも静観の構えのようですが、さてさて。
まさかね
どうやら上沢がオプトアウトを行使したようです。
もし他球団からメジャー契約の提示があればレイズが同じくメジャー契約をするかトレードで放出するかをしなければならない契約とのことで、つまりは何もしなければマイナー契約のままを嫌がった上沢はオープン戦で防御率13点台はかなりな賭けに出たようにも思えます。
真偽はさておきメジャー契約を打診した球団があったのに投手の育成に定評のあるレイズを選んだ、なんて男気みたいな報じられ方がされていましたがこうなってしまうとどうだろう、地道にマイナーでもという意志は感じられず、そしてこの数字でメジャー契約を申し出るチームがあるかはかなりな疑問でしょう。
どこからも話が無ければそのままレイズのマイナーに残る選択肢はあるようですがこういった動きをしてその決着になるのかどうか、これまた疑問でまさかとは思いますがポスティング移籍で史上最短でのNPB復帰となったりして、ルール的にはどうなんだろう、ダメではないような気がします。
これが海外FA権を行使しての移籍であれば2年以内は補償が発生してそれで小宮山との契約はそれが満了するのを待ってから行われて、しかしポスティングは例え数万円であっても日本ハムに支払われていることで足枷は無さそう、倫理的なものや感情的なものを除けば身柄としては単なる自由契約っぽいです。
さすがに年内にNPB復帰かつ日本ハム以外であれば抜け穴として問題視されるにしても、今のルールで違反でなければ声掛けをするところはありそうです。
どちらに転ぶかな
山本がメジャーデビュー戦で大炎上して、不幸にもこのまま戦力にならなかったときに佐々木への影響は無視できません。
それでも今オフであれば捨て金でも惜しくない投資で獲得できるため佐々木へのポスティング熱が冷めるとも思えませんが、もし今永も躓くようであれば異常としか思えなかった好待遇が見直される可能性はありそうな、これは佐々木だけの問題では無いでしょう。
近々にポスティングを考えている選手を抱える球団はヤキモキしていそう、当人たちには知ったことではないでしょうが山本にしても今永にしても、もしかしたら大谷にしてもNPBの選手たちの今後が両肩に乗っていることにもなって、まあ関係が薄いロッテファンはまったりと見守ることにします。