つまんねーなー

お盆期間中であってもカレンダーどおりに仕事をしている方々、現役時代の自分がそうでしたが、それで球場入りが遅れたロッテファンにはお気の毒様でした。
唯一の見せ場だった初回の先制を見逃していれば後は身もだえするような展開しか無く、三回以降の到着であれば何をしに行ったのかといったところでしょう。
そりゃそうよ、頭から中継を見ていたってそうなんだから、フラストレーションでまた要らぬ騒動とかが起きていなければいいのですが、それほどでした。
これでまた3位に転落してソフトバンクにただの弱いチームとして挑むのか形ばかりではあっても首位攻防戦となるのか、佐々木vs加藤貴のマッチアップは続けて中6日の佐々木が夏休みの準備に入っているような気がしますがさておき、見られる試合としてくれるよう頑張ってください。

バッターはしっかりやってくれた

初回は二死から連打、エラー、そして佐藤の先制タイムリーと素晴らしい出足でした。
相手のミスが無ければ得点にはならなかった他力ではあれそれでも逸機なんてのは数え切れないほどにあって、連日にタイムリーの佐藤はエクセレント、まだ最終的な数字をどうこうの時期ではありませんが3割は死守したい、重労働の捕手かつこの投高打低で絶大なる価値があります。
しかし後が続かず1点で終わってしまったのが地獄の一丁目、あそこでタイムリーを打ってくれたら少しは見直したのになぁ、絶望的に落ちるボールが打てない中村奨はそうでなくても得点圏打率が1割台で今月は2割台後半と率はいけてますが1打点のしょぼさです。
その唯一の打点は先日のオリックス戦でそれが半月振りの打点と筋金入り、巡り合わせがあるにしてもそもそも期待してはいけないのでしょう。
スタメンは左腕ではまあこんなものか、角中のままでいいじゃんとは思いましたが荻野をそのまま三番に入れたのは山崎を昨季に打ったからかもしれずでもそれは昨季の荻野で今の荻野じゃない、ヒットは打ちましたが調子よりも実績にこだわるのはいつものことです。
あるいはいい感じの並びを変えないために角中のところにはめたのかもしれず、でもポランコは外して、ちょっと打って上がってくるかと願いを込めた石川慎は無死一塁でゲッツーを食らって、上手くいかない、ところが吉井監督は「バッターはしっかりやってくれた」だそうです。
そんな石川慎を右にもそのままってなぜだろう、あそこは絶対に代打角中だと思ったのに、もっと言えば点差を考えたら一発よりチャンスを広げるのが先で荻野に代打角中、石川慎に代打ポランコが正解だったような、それでソトが四球を選んだかは分かりませんが、自分だったらそうしたでしょう。
元気だったのは藤原で実質3安打猛打賞は昨季も山崎に3割と相性によるものかもしれませんが不得手の左腕を打ったのは喜ばしい、きっかけとしたいです。
そんなこんなで最後は売り出し中の、ふてぶてしくはありませんがどこか河村に似ている柳川に手も無く捻られて、明日は「次はやっつけられるようにベンチもしっかり考えて」を聞きたくないなぁ、選手を責めないためのフレーズかもしれませんが壊れたテープレコーダーは聞き飽きました。

立ち上がりが･･･

メルセデスは課題の立ち上がりを凌げませんでした。
レイエスの同点アーチは内を攻めきれず真ん中に入ってしまった失投で、まあ攻めた姿勢はよい、問題は二回の郡司への四球でしょう。
その後にエラーがあって足を引っ張られはしましたが、益田のエラーが絡んだサヨナラ負けと同じで厳しくはあれど自業自得です。
もっともあのエラーは昨日のエラーのときも今成が指摘していましたがソトの捕球姿勢もよくないのかな、捕球の際に体を伸ばすのではなく最初から伸ばしていて送球が逸れたときの余力が無い、前進守備の小川は精一杯のプレーでグラブに一度は入ったことで公式記録員はソトのエラーとしたのだと思います。
それもあってメルセデスは6回4失点も自責点は1で、あれがセカンドゴロだったら一死二三塁で伏見のスクイズは自責じゃないのと調べてみたらホームインした万波がエラーで三塁に進塁したことで自責にはならないらしく、難しい、ともあれ三回のまた先頭の四球以降は別人だっただけにもったいない3失点でした。

で、結局は四球

二番手の中村稔も二死で四球とベンチのイメージは無失点でも最悪だと思われ、しかもストレートで、今季の推しメンで歯がゆさが半端ないです。
菊地の四球はちょっと意味合いが違って抜けたわけではなく逃げたわけでもなく、際どいところであともう少しでした。
もうちょっとストレートに数字が欲しいですがとにかく今は場数を踏んで、鈴木の開花は4年目、焦らずでもしっかりと積み上げていきましょう。

明日への活力に！

◆8月14日（水）　日本ハム−千葉ロッテ20回戦（日本ハム13勝6敗1分、18時1分、エスコンフィールド、32,267人）
▽勝　山崎　18試合8勝3敗
▽S　柳川　9試合1敗4S
▽敗　メルセデス　18試合4勝6敗
▽本塁打　レイエス11号（メルセデス）

▽バッテリー
千葉ロッテ　メルセデス、中村稔、菊地—佐藤
日本ハム　山崎、池田、柳川—伏見