いい走りっぷりだ

負けはしましたがいい点の取り方ができた試合でした。
佐藤都のセンター前あたりのセカンドフライで三塁から生還した中村奨は余裕のタイミングではありましたが、犠牲フライではないけれども打点付きという珍記録も常に次の塁を狙う姿勢があってのもので、マーティンのセカンド内野安打で二塁からホームを狙った高部もそうです。
いずれも、特にマーティンのそれがファーストに間に合わないと判断したところで高部の動きから目を切った高橋周のボーンヘッドの色合いが濃く立浪監督が激怒していそうですが、思い付きではなく体に染み付いていなければできないプレーですから走者をこそ誉めるべきでしょう。
高部は今日に核弾頭での開幕スタメンが内定して昨季に和田の陰に隠れていたところから一気に表舞台に、本人もそうでしょうが開幕が待ち遠しいです。

ロメロは仮免?

ロメロは4回4安打3失点、前回と同じくピリッとしませんでした。
それでも試合後の井口監督のコメントを聞く限りでは開幕ローテに入ってきそうな、そんな感じがあります。
一発を食らったのよりも2四球が気になったりもして、それでも3枠を美馬、二木、本前、森と争うとなればまずはロメロ、も分からないでもありません。
とは言え仮免的なポジションで開幕ローテからこぼれた面々と入れ代わり立ち代わりになるのかもしれず、まだ流動的といった感じでしょう。
コロナ特例が今季は無いのであればそもそもロメロは投げたら抹消で10日に1度になるのでしょうし、そのあたりのやりくりも考える必要があります。
先日の佐藤奨に続いて開幕直前のところで打たれた小沼は残念でしたが国吉がようやく三人で抑えて鈴木は万全、益田は無難、こちらも開幕メンバーを決めるのに悩ましい状況ですが明日に東妻、廣畑が投げなければあらかた見えてきそうです。
当然にこれで全て解決ではありませんが今日はとにかく国吉にホッとしたベンチではないかと、かなり不安はありますが国吉、ゲレーロ、益田の勝利の方程式で始まる今季になりそうな、唐川だけではなく佐々木千がいないこともほぼ確実ですからこれでやっていくしかありません。

五番が・・・

小島に続いてロメロを取り上げられた加藤はもしかしたら故障でもしたのかと思っていたら途中から出てきて、開幕一軍が微妙です。
松川が遠ざかっているのも気にはなりますがこちらは逆に一番手が確定してそれを支える二番手、三番手を試す意味合いでの柿沼、佐藤都ではないかと、もしそうであればそこから漏れた加藤がそのまま一軍から漏れてもおかしくはなく、井口監督は4人もと口にしていますのが発表が待たれます。
打線は交流戦でもあしらわれた柳にまたしてもあしらわれて、もっともどこかで聞いたような話ですが打線さえしっかりしていれば最多勝も獲れたであろう柳は間違いなくセントラルで屈指の投手ですから妥当と言えば妥当、だってロッテ打線です。
福田光には悔しいことにあっさりスタメンを奪われた、とはここにきてレアードを守らせたところにベンチの苦悩が見て取れて、山口は二軍スタートになりそうな体たらくですし、藤原はどうしても使いたいオーラが見えていますので、捕手を除けば今日が開幕スタメンになるのかもしれません。
見るからに五番が弱いですが二番の適任もいないのでこれがベストではなくベターなのか、二番に平沢を置けば解決するような気もしますが、さてどうなる。

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千葉ロッテ 0 0 0 1 0 0 1 0 0 2 5 0
中日 0 0 3 0 1 0 0 0 X 4 7 0

◆3月20日(日) 中日−千葉ロッテ1回戦(中日1勝、14時、バンテリンドーム、23,695人)
▽勝 山本 7試合1勝2S
▽S ロドリゲス 3試合1S
▽敗 ロメロ 2試合2敗
▽本塁打 木下3号(ロメロ)

▽バッテリー
千葉ロッテ ロメロ、小沼、国吉、鈴木、益田—佐藤都、加藤
中日 柳、山本、藤嶋、福、田島、ロドリゲス—木下、桂

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