交流戦までのリーグ戦はあと2カード、明日からは西武との2連戦です。
週末にソフトバンク戦を控えているだけにここまで6戦6勝と相性のいい、さらには5連敗中の西武には確実に勝たねばなりません。
ここまでソフトバンクと日本ハムにやられっぱなしで逆に西武とオリックスを食い物にしてきましたが、日本ハムに勝ち越したことで今度は逆に西武に食われるんじゃないかというロッテな不安が無いわけでもなく、その不安を払拭するためにもまず明日にきっちりと勝利を手にするのみです。
立ち上がりを確実に
明日は西野vs今井で、おそらく明後日は実は間隔を空けたい種市vs高橋、高橋はもしかしたら左手で投げればオッケーと隅田になるかもしれません。
高橋であろうが隅田であろうが今季はもうひとつなので相手よりもこちらの打線が打てるかどうか、そして難関は今井です。
ここまで防御率1.47の3勝負け無しで今井の攻めどころは立ち上がりの四球ですが今季は49回で15四球と制球が安定していて、その立ち上がりにバントで得点圏に走者を送って先制点をもぎ取る野球をしないのが吉井ロッテだけにそこを乗り越えられると手も足も出ない可能性が高まります。
今季は対戦が無く昨季に打ったのは10打数5安打1本塁打の中村奨、7打数4安打2本塁打の安田、8打数3安打1本塁打の池田で抑えられたのは12打数1安打のポランコ、8打数ノーヒットの佐藤、角中も3打数ノーヒットで荻野は対戦無し、チーム全体では.189でしかなくしかし前述の3人が集中的に荒稼ぎしたことで防御率4.91とロッテを不得手にしていた今井が今季はどうか、その3人がしょぼい今季というのもめっちゃ懸念材料でしょう。
お客さんを確実に
一方で西野は対西武に2戦2勝、14回2/3で1点も失っていません。
岸に5打数3安打とやられていますがその他で警戒すべきは源田ぐらいで、普通に投げられればきっと問題は無いはずです。
昨季も2勝無敗で防御率1.91とお客さんにしていてここまでデータが揃っているとむしろ気持ちが悪い、序盤に2点でも味方が援護してくれればスイスイいきそうですが投手戦になったら後ろの不安もあってそれで西野に焦りが生じるという最悪のパターンは避けねばなりません。
打線が立ち上がりの今井を攻めて球数を投げさせて先制してそれをバックに西野が七回、そして岩下、鈴木で逃げ切る、そんな狸を夢見て明日を待ちます。