日本ハムが思い切ったことをやりました。
国内FA権を取得している秋吉、西川、大田に対して来季の契約を提示せず、稲葉GMいわくノンテンダーとは自由契約とほぼ同義です。
らしいと言えばらしいですし、年俸に見合わない選手に対してメジャーでは珍しくもなく、しかし日本的なファン感情からしてどうなんだろうとは思います。
もっとも角中推しながらも自分が編成担当であれば肩を叩くであろうことからして、大して変わらないのかもしれません。
それにしても西川はメジャー挑戦が叶わず、大田もそんな野心を隠さなかったところでの凋落が著しく、そこを他球団がどう評価するかが注目されます。
巨人やソフトバンク、ドラフトで大学生の外野手を獲りまくった中日、さてロッテは動くのか、あって秋吉ぐらいではないかと考えます。
年俸と年齢
似たような形で昨オフに一度は追い出された村田は4000万から大幅ダウンでの再契約は1600万ですので、60%のコストカットです。
この三人に対しても規定額以上のダウン提示をすれば自由契約を選択できますので、日本ハムからすればそれをやろうがノンテンダーであろうが結果は同じですから前向きなイメージを醸し出すことができる後者を選んだのでしょう、そうなればやはり同程度のコストカットを意図しているはずです。
それでも西川は2億4000万が9600万、大田は1億3000万が5200万、今季の不成績と来季に西川が30歳、大田が32歳の年齢をどう考えるかでしょう。
タイプ的に西川はそもそもノーサンキューですが大田は長打を秘めた右の外野手ですので背番号も年俸も清田の代わりと割り切れば、あるいは50万ドルで外国人選手を獲ったと思えば面白くはあるものの、そう見るのはロッテだけではないでしょうから価格帯が上がるのを避けられそうにありません。
そんな両選手が今季だけなのに対して2年続けて調子が上がらなかった秋吉は来季に実質34歳ですので厳しさが増しそうで、一方で5000万から2000万となればお買い得に見えなくもなく、年俸もそうですが若い外野手が多いロッテが興味を示すとすれば秋吉か、ただ田中と丸かぶりではあります。
そのためにはそもそも支配下選手登録枠の問題を解消しなければなりませんから、まずはそこからでしょう、ちなみに松永は7500万で秋吉と同級生です。