鷹の災典パワーッ!

今日は暑さにめげず外に出ていて帰ってきたが遅めで「チャンス!」が空振りする通知にイライラしたものの、ツーチャンで勝った試合の後追い視聴は気楽です。
劇的なサヨナラ勝ちから連敗してその間にソフトバンクが山本、宮城を連破してどうなることかと思った福岡は、しかし鷹の災典パワーが勝りました。
それ以前がどうかを承知していませんが昨季は1勝8敗、今季もこれで7敗で10連敗の鷹の災典は担当者の胃に穴が空いているかもしれません。
何とか盛り上げようとする実況、解説はしかし右大腿二頭筋肉離れから復帰の荻野の太ももを映してそのネタに振ろうとしたカメラワークに気付くこと無くチグハグで、その調子でいこう、オリックスはソフトバンクに続いて日本ハムと大型連敗チームを相手に山本、宮城、山下でまさかの3連敗と大チャンスです。

助っ人カクナカ

苦手にしている東浜に対して友杉のラッキーヒットに角中がらしいバットコントロールでチャンスを広げた逆方向へのヒットは見事、全体的にボールが高めの東浜に低かったら手が出なかったであろう山口は外のボールを上手くバットに乗せて先制タイムリーに中村奨、安田、荻野と怒濤の攻撃でした。
それよりも何よりも1点差に迫られてイヤな雰囲気になりかけたところで角中が豪快にライトスタンドに叩き込んで、文字どおりに値千金です。
今月に4発ってどんな大砲だよ、どうやら澤田の支配下選手登録で補強ならぬ補充は終了のようで、ここは新助っ人カクナカと思うことにします。
3安打目も飛び出して先月に続いての月間3割まであとちょっとの.297まで上げて、「馬は買えませんが、家のローンは払えそうです」と柳田を意識したかのような舌もなめらかにかつての宇宙人っぽさはありませんがコメントも面白い、この調子なら初の二桁アーチがあるかもしれません。

怒られた種市

世間は件の記事のように柳田をイメージしていますが吉井監督も馬主、「馬は買ってるけど、家のローンはまだ払ってるんだよね」と掛け合えばさらに面白くなるのですが「種市にはものすごい怒っています。だらしなさすぎるので」とそれどころではないお冠のようです。
いきなり5点をもらって余裕のピッチングが当然に期待された種市はしかし5回8安打5失点、キャリア初の福岡での勝利を手にしましたが誉められる内容ではなく、ただボロボロだったわけではなく適当にばらけて追い込んでも攻めきれないのは種市らしくはありました。
100球での降板は仕方ないですがそれよりも五回二死から連続四球にタイムリーのイメージが悪すぎで、種市も痛いですが柿沼も痛い、その柿沼の悪スローイングがあったり本人とすれば打ち取った打球であろう5点目のタイムリーと巡り合わせの悪さもありましたが次に頑張りましょう。

零封リレー

継投は4イニングで危ういシーンはありましたが、無事に零封で逃げ切りました。
流れ的には六回に横山がピシャリと抑えたのがポイントで、ややボールが高めでしたが球威があればそれも一つの武器となります。
左が続くところでの坂本はいきなりストレートの四球とどうなることかと思いましたが右の野村勇を凌いで近藤、柳田、牧原に対しては仕事ができました。
野村勇の初球が明らかに外れたタイミングで柿沼が間を入れたのがナイスでそれで持ち直して、終わってみれば朗希ばりの悪送球はご愛敬です。
ペルドモは四球があれどゲッツーで三人で終えて3点差があればさすがに益田は三者凡退で、カード初戦にこのリレーはしんどいですが勝ちに代えられませんし明日はカスティーヨvs大関でひと息付けるという哀しい思惑があったりもして、災典パワーに願いを託しましょう。

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◆7月28日(金) ソフトバンク−千葉ロッテ14回戦(ロッテ8勝5敗1分、18時30分、PayPayドーム、39,751人)
▽勝 種市 15試合7勝4敗
▽S 益田 39試合2勝2敗25S
▽敗 東浜 15試合5勝7敗
▽本塁打 近藤14号(種市)、角中6号(椎野)

▽バッテリー
千葉ロッテ 種市、横山、坂本、ペルドモ、益田—柿沼、佐藤都
ソフトバンク 東浜、椎野、又吉、武田—甲斐、谷川原

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