ツーチャンで先勝

初回にいきなり3点を取ったので楽勝な雰囲気になっていましたが実はスミ3ならぬスミ2、とはヒット数で、初回の先制から八回の追加点まで四球はあれど一本のヒットも打てずに引っくり返されていれば「どこかであと1点取れていれば」と嘆いたのでしょう、勝ててよかったです。
裏を返せば相手のミス、この試合では無駄な四球ですがそれを足掛かりに効果的に得点できたとも言えるわけで、今季の象徴的な勝ち方でもあります。
そんな今日はradikoで中継を聞いてラジオっていつ以来だろう、こんなんだったっけ、と江本のどうでもいいメジャー話に苛立ちながらも明日も頼りにしていますがなぜか試合が始まって一時間経ってからの開始でそこまでに悪い意味で試合が決まっていないよう願うしかありません。
ちなみに誰かは知りませんが実況によれば、「守備の名手」藤岡と菅野はベテラン選手らしいです。
交流戦最初のカード以来の初戦を勝って一気に押し切りたい、DeNAはローテーションが苦しいのか勝てない濱口に続いて明日は中5日の大貫ですし佐々木朗と対するのは昨日に降雨コールドだった東が中1日なのか抹消中の石田を戻すのか、どうあれまず明日に勝って交流戦5割以上を確定させましょう。

益田が200セーブ達成

残念ながらビジターでの達成となりましたが、益田が200セーブに到達です。
制度として1974年からで野球が変わっているためそれ以前に適用してもさほど変わらないような気はしますが、どうあれ意外に少ない史上10人目の快挙でロッテとしては小林雅に次ぐ2人目の大記録はまだあと数年はできるでしょう、次の目標は名球会入りの250セーブです。
その益田とペルドモがパーフェクトリリーフは前日に投げさせなかった後押しもあったと思われ、4点リードになっても投げさせて今日は4連投だからと松井裕の回避で酒居がサヨナラ被弾を食らった楽天ファンには隣の芝生であれ羨ましいだろ、吉井監督の我慢が生んだとも言える記録達成でした。

借金はちゃら

打線の援護に恵まれていなかったメルセデスが、やっと借金を完済です。
立ち上がりは珍しくもボール先行でピンチを背負いましたが牧、宮崎、関根といったDeNAが誇る強打者に決定打を許さず、三回以降はほぼ完璧でした。
72球で七回続投は零封だけに当然でしかしそこで2失点も内野安打やらフィルダースチョイスやら打ち取った打球が不運な結果になっただけで、佐野のところで勝負強さであれば東妻は3連投で無理にしても対左打者無双の坂本に代えるかとも思いましたがここでも吉井監督の我慢の勝利です。
速いテンポで打たせて取るタイプのメルセデスには今日はやや綻びがありましたが堅守の今季に上手くマッチして、ここから貯金を積み上げていきましょう。

勝負強いじゃないの

ヒットを打てたのは初回と八回のみ、しかしそのチャンスにきっちりとタイムリーはどこの勝負強いチームかと頬をひと捻りです。
角中が満塁の走者を一掃したツーベースは逆らわずにカットするような技ありで、その前の中村奨も膝元のボールを上手く巻き込んでこれまた技ありでした。
欲を言えば制球ままならない濱口をKOしたかったですがあっさりと立ち直らせてしまい、それだけに1点差に迫られた直後の追加点が大きかったです。
次が田村だけに調子を落とし気味ですが安田の敬遠は間違った判断ではなくしかしコントロールがいいわけでもないウェンデルケンだけに満塁にしてしまったのが裏目に出たか、一球速報を見ればほぼ真ん中のストレートは歩かせられないプレッシャーに負けた形にもなりました。
弾き返した田村の打球が痛烈だったためダイジェストを見れば和田の快足が際立って、しかしここまでの打席での姿勢にレギュラーが遠いのが哀しすぎます。
僅か4安打ながらも5得点はもらった9四球を活かしてロッテらしい点の取り方ができたのではないかと、三浦監督はがっかりでしょう。
とにもかくにも休養には早いように思える藤原の欠場は左腕を打ちまくっているだけに気掛かりですし和田を手元に残した外野の守備固め一番手が小川という布陣にまだまだ吉井監督のやりくりが続きそう、首の皮一枚で首位キープは吉井監督のタネが、引き出しがどれぐらいあるかに係っています。

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◆6月16日(金) DeNA−千葉ロッテ1回戦(ロッテ1勝、18時、横浜、33,214人)
▽勝 メルセデス 10試合3勝3敗1S
▽S 益田 27試合1勝18S
▽敗 濱口 5試合4敗

▽バッテリー
千葉ロッテ メルセデス、ペルドモ、益田—田村
DeNA 濱口、入江、エスコバー、上茶谷、ウェンデルケン、中川—伊藤

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