出ていく話ばかりです。
加藤を古巣中日へのトレードは捕手に故障者が相次いで質量ともに足りない中日や嶺井を失ったDeNAなどへ金銭トレードもありだと提案していましたのでそれ自体に否定的ではありませんがそれにしたって無償ってのはどうよ、金銭では引き取り手が無かったのか、ロッテはたまにこういう不可解なことをやらかします。
やはり故障者が続出して二軍戦では投手が外野を守ったりしていた日本ハムに佐藤賢を出したのも無償でしたし、こちらは金銭ですが全く戦力になっていなかったわけでもない加藤康や川崎もそう、どういう思惑と計算によって動いているかが外から見ているとサッパリ分かりません。
加藤にはプラス
DeNAはともかく中日であれば逆に足元を見て交換で岡田あたりを、そうでなくても金銭でも成立したと思うのですが報じられた立浪監督の要望は二番手捕手なので加藤では物足りず無償ならいいよ、程度の評価だったのか、そうであれば枠を空けたいニーズがロッテに強かったことになります。
それは編成の失敗を物語ることでもあり、現役ドラフトにリストアップはしたものの各チームとも1巡目で終わったのが誤算だったのかもしれません。
あるいは中日側の目線では2年弱での出戻りは無定見さを問われるため実は金銭トレードを無償と取り繕ったのか、あれこれ裏を考えたくもあります。
それらを置いておいてネットで情報を拾ってみれば概ね中日ファンは歓迎の意向っぽく、田村の扱いが変わるであろうロッテで一軍のチャンスがあるとも思えなかった来季の加藤だけに本人にとってもよかったのではないかと、二番手として期待される石橋が戻ってくるまでに居場所を勝ち取るのみです。
最低あと1人
これで支配下選手登録は64人、育成枠を維持するためには最低でもあと1人が必須となります。
ルール的には7月末までに揃えればいいのでそこまでに育成枠選手を引っ張り上げて満たすという手管もあり土肥あたりを勘定に入れているのかもしれませんが、しかし開幕時点で足りていないのは体裁が悪すぎるためさすがにそれは無いと思いたいです。
よってこのまま助っ人の補強が終わってしまうのではないかとの恐怖はとりあえず去って、それがゲレーロの残留なのか新たな中継ぎ補強なのかそれとも野手なのか、年内に動きがあるとも思えませんからあといくつ寝ればと指折り数えることにします。
それにしても新監督なのに編成が鈍重すぎて腹立たしい、これでチームが低迷してそれに苦言を呈する球団関係者がいれば吉井監督は生来の癇癖が頭をもたげて放り投げるなんてことになりやしないかと心配にもなりますが、そうならないための朗報をひたすら待つしかありません。