おもてなしを堪能する

この大一番で今季最多の21安打、20安打以上は3年ぶりとオリックスのおもてなしを堪能しました。
ソフトバンクと楽天のファンが悲鳴なんて記事があったりもして、そりゃそうでしょ、これで明日に自力でCS圏内を確定できますがしかし油断はできません。
大勝の翌日が沈黙なんてのはよくある話ですし今日に打たれた投手はCSメンバーに名を連ねられるかどうかが怪しいメンツばかりで、しかも明日の先発かと思っていた黒木、今日の打たれっぷりからしてそうあって欲しかったのですが、ではなく山崎福は先日の松本にやられたカード最終戦を思い出してしまいます。
山崎福は日数が足りないはず、と確認をしてみれば前回の登録が特例2023の代替選手としてのそれだったため再登録に10日間は必要が無い、盲点でした。
何はともあれ明日に勝ってCSを決めて、明後日には楽天にソフトバンクを下してもらって今季最終日に楽天を叩いて山本には鷹狩りで地元開催といきましょう。

明日が大事

それにしてもよく打ちました。
中村奨だけではなく藤原をしかも核弾頭のスタメンには絶望でしかなく、各々の一打席目にため息しかありませんでしたが終わってみれば二人で6安打5打点です。
猛打賞が4人でバッティング練習みたいな試合でしたからさして参考にはなりませんが、藤原はらしい捉え方ができていましたし中村奨のホッとしたような表情できっと明日もスタメンでしょうから頑張ってくれ、明日にまた醜態をさらすようであれば意味がありません。
山口もそう、やや甘めではありましたが先制タイムリーの右への意識があれば外に逃げていくボールに散々ってことはないはずです。
マルチながら打球が上がらないポランコは山崎福も不得手にしているだけに吉井マジックが炸裂するか、数字だけで言えば岡が7打数5安打、石川慎が7打数3安打、荻野が3打数2安打、藤原でも6打数2安打と8打数1安打でしかないポランコを上回っているだけに、使いたい外野手が多くてDH石川慎があるかもしれません。
ブロッソーも5打数2安打で明日のスタメンがどういった並びになるか、茶谷が7打数2安打で和田は対戦ゼロはベンチスタートが濃厚です。

お疲れ様ブルペンデー

澤村がいきなりヒットを浴びてどうなることかと思いましたが、やたらスプリットで凌ぎました。
もう少し球数が少なければ次のイニングもと思わないでもなかったですが22球では無理、ここから7人の継投となります。
先制した直後の大事な横山がまた四球で炎上の兆しを見せましたがヒヤリとした浮いたボールを紅林が打ち損じてくれて助かった、その後は点差があったので気持ちの余裕もあったでしょうが坂本が乱れたぐらいでそれでも最後は三振に切って取って、皆が皆とも頑張ってくれました。
唯一のイニング跨ぎとなった中村稔が3勝目はキャリアハイでこれで現役ドラフトは無くなったかな、最初から無かったかもしれませんが大竹、細川を夢見て積極策でいくのであれば中村稔があると考えていて、買っているだけに本人のためにも、しかしここのところを見れば惜しすぎます。
逆に最後に投げた、そもそも昇格の理由がそれっぽくもある佐々木千なんかは充分にありそう、やたらストレートに数字が出ていて躍進した当時とは別の人、むしろ本来に戻ったと言えなくもないですがベンチがどう見て他球団がどう評価するか、気にはなります。

ムチを入れるか

七回に5点リードでの西村は万全を期したのでしょうしその考えも分かりますが、直近一週間で3試合目の登板となりました。
吉井メソッドの週3試合の区切りは月曜日起点だとは思いますがさてどうする、明日の西野は今季初の中6日だけに無理はさせられず一時期より調子が落ち気味でもあって早めの継投になれば西村にもお呼びがかかりそう、今日にペルドモ、澤田を温存できて締めを任せられることで中盤での西村は大きな武器となります。
さすがに最終コーナーを回ってゴールが目前となればムチを入れるでしょう、そういった展開に持ち込むためにも立ち上がりの西野には気を付けてください。

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オリックス 0 0 0 0 0 1 0 0 0 1 5 1
千葉ロッテ 1 0 1 2 2 0 5 1 X 12 21 1

◆10月6日(金) 千葉ロッテ−オリックス24回戦(オリックス14勝8敗2分、18時、ZOZOマリン、23,497人)
▽勝 中村稔 17試合3勝1敗
▽敗 竹安 2試合2敗

▽バッテリー
千葉ロッテ 澤村、横山、中村稔、中森、坂本、西村、東妻、佐々木千—佐藤都
オリックス 竹安、漆原、横山、黒木、村西—若月、福永

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