吉田に冷たい風が吹く

吉田が戦力外通告をされました。
第一次戦力外通告で支配下は6人、井上が引退して佐々木のポスティングがあれば枠の空きは8つの勘定で、そこに例年どおりの5人のドラフト指名で67人で開幕が落としどころだと考えていましたが、しかし6人の指名で動きがあるだろうと睨んだとおりに肩を叩かれたのが吉田です。
二軍では29試合で防御率2.08とまずまずながら一軍では9試合で6点台はしかし失点したのは2試合でしかなく、ただそういった数字よりも肝心要のスライダーを制御できていなかったのがどうよと、そのあたりで判断されたのであれば仕方ありません。
それでもこれで打ち止めであれば吉田よりもと浮かぶ名前があったりもして、そこは外様の悲哀といったところでしょう。
枠空けであれば再度の育成枠契約の打診はさすがに無いか、気まずいですし、現時点でそういった情報はありません。

非情

それにしてもなぁ、秋季練習に参加して当然に来季があると本人は思っていたでしょうから、あまりに非情な宣告です。
これが厳しいプロの世界と言ってしまえばそれまでですが、本人も辛いですが前日まで一緒に練習をしていた選手が翌日にはいなくなるって周りもきつそう、どこかで顔を合わせたらかける言葉も難しい、メジャーの春季キャンプで招待選手が切られるってのはきっとこんな感じなのでしょう。
もしかしたら6人を指名するとした段階で吉田に内示があって練習にはもう参加していなかったのか、そのあたりの状況は分かりません。

打ち止め?

これで頭数としては元の目論見に戻ったことで、以降の戦力外通告は無いような気がします。
あるとすれば、まあ無いでしょうが佐々木のポスティングが見送られたときにまた枠がしんどくなるのでそこでまた一人、しかしそれがいつ決まるのか日本シリーズが終わらないとおそらく動かないでしょうし日本シリーズが終わった翌日までしか通告はできず、タイミングが難しいです。
逆に言えばここで打ち止めであればポスティングが決まったも同然、最短で31日に分かる、秋季練習に不参加の佐々木は荷造りに余念が無いかもしれません。

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