しかしえんごがたりない!

昨日は雨で見られなかったエチェバリアの守備練習を楽しみにしていたのですが、いつもの開始1時間前になっても選手たちは出てきませんでした。
おそらくはドラクエのイベントをやるために前倒しかつ順序を入れ替えて開場前に終えてしまったのでしょう、残念すぎます。
そんなドラクエは久しくプレイをしていませんがたまに流れる懐かしい曲にちょっとノスタルジックになったりもしましたが言うほどに企画があったわけでもなく、謎の魚のパルプンテも例によっての息切れでそもそも声質が悪くふなっしーの足元にも及ばず、負けも相まって消化不良気味でした。
その負けの致命傷となった最終回の失点は井口監督が試合後も守備妨害だと憤懣やる方ない思いだったようですが、しかしあれは中村奨が悪い、捕球位置が走路でそのままタッチにいって正対してごつん、走者が抱きつくなど邪魔したわけでもないのでジャッジは正しいです。
あそこは無理にファーストに投げずに三塁に進んだ走者を牽制すべきだったのでしょう、六回の無死二三塁で中村奨のセンターフライは定位置だったことでバックホームをせずに二塁走者を進塁させなかった中川の判断とは好対照で、この中村奨に絡んだ二つの守りがポイントだったように思います。

エチェバリアあれこれ

練習は見られずも試合でエチェバリアの守備機会は三度ありいずれも無難に処理をして、土のグラウンドに比べれば安心してよさそうです。
三遊間の深い打球への動きと肩がどうかが見たかったのですがそれは無く、緩い前の打球で際どいタイミングでは伸びのあるスローイングでしたので地肩の強さには問題は無さそう、余裕があるプレーではやや山なりでしたので状況に応じて使い分けているのでしょう。
バッティングでは八番というところが似合っているまだしっかりと振れていない感じがあるのは早打ちの前評判とは違ってボールを見る姿勢も影響をしていそうな気もして、しっかり守ってくれさえすれば暫くは我慢でもよいかと、藤岡の調子と右左を考えての起用になっていくように思います。
ウォーミングアップとキャッチボールは荻野と一緒で仲良くなったようで、また試合が止まったときにグラブでお手玉をする癖も見つけました。
そのエチェバリアが岡とともに七回の一死二塁のチャンスを潰し、その前の六回はやはり一死二塁から安田、角中が倒れ、八回も二死一二塁で角中が打ち取られて、あと1点が遠いままにエラーが絡んでの九回の失点となったのですから流れとはそういうものとでも思うしかありません。

美馬も二発を食らう

美馬は7回5安打で試合を作ってくれたのは前日の石川と同じで、そして2被弾も石川と同じでした。
立ち上がりは柿沼のリードに首を振りまくってどうなることかと思いましたが15球目が初めてのボールという制球力で三振を奪いまくり、しかしこちらは石川と違ってモヤシフトが裏目に出ての内野安打を許すと頓宮には真ん中に入ってしまった失投のストレートを豪快にレフトスタンドに運ばれて、宗には膝元の難しいボールをすくい上げられてライトスタンドに、昨季とは違ってここまで援護率が低い美馬にはあまりに痛恨です。
宗のそれは仕方がありませんが頓宮への一球がもったいなく、七回にフォークが決まらずにばたばたしましたがそれ以外はほぼ思いどおりのピッチングだったでしょうから美馬も悔しいでしょう、やたら打ってはいますが打たれてもいるホームランで収支決算は5本の赤字が今のところです。

ローテーションはどうする

この一軍戦よりも各紙が紙面を割いているのが写真はオープン戦のときのものですが佐々木朗のプロ初勝利、二軍での話です。
自己最多の85球は6回5安打6奪三振2与四死球1失点は自責ゼロ、防御率0.45は当然に一軍が視野に入ってくるわけで、意外にも中6日でしたのでなおさらです。
しかし週5試合で中継ぎに回すかと思っていた小島が明日の先発ですから吉井コーチは石川と美馬の順番はさておきそのまま中6日以上で回していきそう、となれば佐々木朗をねじ込む余地はさらに無くなるわけで、それとも7人に増やしてさらにゆったりと回していくのか、あれこれ楽しみになってきました。
ちなみにその二軍戦、加藤がスタメン落ちでしたのであるいは一軍に合流かと思えば代打で登場、そしてなぜか四番藤原の意図を知りたかったりもします。

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オリックス 0 2 0 0 0 1 0 0 2 5 9 1
千葉ロッテ 0 0 1 0 0 1 0 0 0 2 5 1

◆5月8日(土) 千葉ロッテ−オリックス8回戦(ロッテ4勝2敗2分、14時、ZOZOマリン、4,939人)
▽勝 田嶋 6試合2勝1敗
▽S 能見 12試合2S
▽敗 美馬 6試合2勝1敗
▽本塁打 頓宮5号(美馬)、宗4号(美馬)

▽バッテリー
千葉ロッテ 美馬、田中、小野—柿沼、江村
オリックス 田嶋、村西、富山、能見—頓宮、若月

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