昼過ぎには降ったり止んだりで、雨雲レーダーも20時過ぎぐらいまでは小雨予報だったのであるいは開催もあるかと思った直後に中止の発表が、降っている雨だけであればやってできないこともなかったような気はしますが前日から降り続いてのグラウンドコンディションを考えれば仕方がありません。
プロ初登板初先発の古谷には悔しい中止でしょうしファンとしても残念ですが、しかしただでさえ選手が足りていないところにコンディションの悪いグラウンドでのプレーで怪我でもされたらたまりませんので、次の機会に向けてまた爪を研ぐ日々を重ねてくれればと思います。
そして明日からはいよいよ首位攻防戦の第一ラウンド、1ゲーム差ですから3タテを食らわせればひっくり返せるもののビジターですしチーム状況を考えれば逆に3タテを食らわなければ上出来かと、1勝できればこのカードは勝ったも同然ぐらいのつもりで予防線を張っておきます。
その初戦は先日のアルバースと同じくトータルでは抑えられているもののワンチャンで攻略しているムーアに対ソフトバンク6連勝中の二木となれば序盤に先制できるかどうかが流れを左右しそうで、先制できればロッテ、できなければソフトバンクが有利に試合を進めることになるでしょう。
判官贔屓炸裂
そんなこんなで今日もロッテが複数紙で一面を飾り、その中から王道のニッカンではなく写真がよさげだったサンスポを選びました。
ポストシーズンを除けばこれだけロッテで一面が続いたのは伊良部騒動や球界再編でのダイエーとの合併構想、あるいはバレンタイン監督の去就絡みでも無かったような、ロッテに関心が無くともコロナのキーワードとともに日本人気質な判官贔屓に訴えれば売れると各紙が踏んだのでしょう。
投手陣は致命傷を避けられましたし打撃陣も中軸を欠いたわけではないので残り一ヶ月強を走りきれるかの不安はあれど現時点では報じられているほどのダメージは無いと考えていますが、世間的には鳥谷ら主力が大量に離脱して優勝争いに暗雲への同情がわき起こっています。
そんな追い風を活かさない手はないでしょう、相手チームのベンチや選手たちがそれで手を緩めるはずもありませんがイヤな空気は感じているはずです。
この苦境を言い訳にするのではなくラストスパートへの発奮材料に、そういった目に見えない力も味方につけて残り26試合を戦い抜きましょう。